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2022年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、ヒョンデの「アイオニック 5」に
2022年4月15日 17:34
- 2022年4月13日(現地時間)発表
世界34か国、102名のモータージャーナリストによって選考委員が構成されるワールド・カー・アワードは4月13日(現地時間)、大賞に相当する「2022ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」に、ヒョンデのバッテリEV「アイオニック(IONIQ)5」を選出したと発表した。
今回のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーには27台のノミネートがあり、その中から審査を経て「アイオニック 5」が大賞を受賞した。また、同時に「ワールド・EV・オブ・ザ・イヤー」「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。
ヒョンデの社長兼最高経営責任者である張在勲(チャン・ジェフン)氏は「ヒョンデのすべての従業員とビジネスパートナーの才能と努力を称えるこれらの名誉ある賞を受賞できて本当に光栄に思います。当社のビジョンは人類の進歩を可能にすることであり、当社のアプローチに対するこのような支持は、このビジョンを実現するという当社の取り組みのさらなる励みになります」。
「アイオニック 5は、革新的なE-GMPプラットフォーム技術、卓越したパフォーマンス、設計とスペースへの既存の価値基準をディスラプトするようなアプローチにより、新世代のスマートモビリティソリューションを開拓する上で極めて重要な成果を表しています。アイオニック 5は、ますます環境に配慮する世界中の消費者に強い印象を与えており、その成功は自動車産業の電動化の加速を支えます。ヒョンデの変化のペースは、受賞したアイオニックシリーズに新たなモデルが近く追加されるため、2022年末まで弱まることなく続きます」と述べている。
なお、「ベスト・ラグジュアリー・カー」はメルセデス・ベンツの「EQS」、「ベスト・パフォーマンス・カー」はアウディの「e-tron GT」、「ベスト・アーバン・カー」はトヨタの「ヤリスクロス」が受賞している。