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東京都小平市の「ブリヂストン イノベーション パーク」本格稼働 新たな施設イノベーションセンターとテストコースが完成
2022年4月21日 14:33
- 2022年4月21日 発表
ゴムを極め、DXを掛け合わせて新たなイノベーションの創出を目指す施設
ブリヂストンは4月21日、東京都小平市にあるイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park(ブリヂストン イノベーション パーク)」内に、イノベーションセンター「B-Innovation(ビー イノベーション)」とテストコース「B-Mobility(ビー モビリティ)」の2つの新施設を開設し、ブリヂストン イノベーション パークの本格稼働を発表した。
ブリヂストン イノベーション パークは、さまざまなステークホルダーにブリヂストンのこれまでの歩みや、2050年を見据えたビジョンに共感してもらうことから始め、「共議」「共研」へと関係を深め、さらに新たな価値を共に創造する「共創」へと進化させていく複合施設。
今回新たに開設した「B-Innovation」と「B-Mobility」は、2020年11月に一般公開を開始している「Bridgestone Innovation Gallery(ブリヂストン イノベーション ギャラリー)」で得た共感を共創へと繋ぎ、社内外の人々の交流をさらに促進して、イノベーションを加速するための施設という位置づけ。
イノベーションセンター「B-Innovation」には、ブリヂストンのコア技術や製品を実際に見て触ってアイデアを膨らませる場「Bridgestone Open Innovation Hub(ブリヂストン オープン イノベーション ハブ)」、工作機械などを有しアイデアを形にする場「ラフプロトスタジオ」、社外のパートナーが使用できる「共創オフィス」などを配置。一方「B-Mobility」は、モビリティに関する技術や製品のプロトタイプを、実車を使ってすぐに体感・検証することができるテストコースとなる。
ブリヂストンは、B-InnovationとB-Mobilityを活用してさまざまなパートナーとの共創を実現すると共に、創業以来培ってきたゴムを極める匠の技などの強い「リアル」にシミュレーションなどの「デジタル」技術を融合し、「生み出したアイデアをすぐに形にして、すぐに試す」サイクルを繰り返すことで、これまで以上にアジャイルな研究開発を推進していくとしている。
また、ブリヂストン イノベーション パークでは、従業員1人ひとりがいつでも・どこでも・誰とでも、自分自身で多様な働き方を自由にデザインできるABW(Activity Based Working)を採用。加えて、1人ひとりがより熱意をもって積極的に働き、自らの「成長と幸せ」と「ブリヂストンの成長」の両立を目指す、より一層の自主性を尊重する組織風土の変革にも取り組んでいるという。