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デンソー、2022年3月期決算は売上高5兆5155億円、営業利益3412億円 来期は売上高6兆3500億円、営業利益5600億円を見込む
2022年4月28日 17:52
- 2022年4月28日 発表
デンソーは4月28日、2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の決算発表をオンラインで行なった。登壇したのは、代表取締役社長 有馬浩二氏、取締役 経営役員 松井靖氏の2名。決算発表によると、2022年3月期の売上高は5兆5155億円(前期比111.7%)、営業利益3412億円(同220.0%)、当期利益2639億円(同211.0%)の増収増益。
増収増益となった要因としては、半導体不足などによる車両減産ほか外部環境の影響あるも、新型コロナウイルス感染症による影響からの回復と採算改善努力などを挙げた。
また、来期の業績予想については、好調な売上収益と採算改善の積み増し、変動対応力のさらなる強化や経営基盤強化の取組みで売上高6兆3500億円、営業利益5600億円を見込む。要因の中では、変動対応力の強化が大切であるとした。
年間配当については、2022年3月期は前回公表比+5円の165円。来期については180円(中間、期末各90円)を予想する。
なお、業績に影響を与えている半導体不足については、半導体の製造工程における長めのサプライチェーンなどを挙げ、1年程度続くのではないかとの見通しを示した。