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ケンウッド、前後2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」 2022年モデルの“彩速ナビ”全ラインアップと連携可能
2022年5月17日 19:43
- 2022年7月上旬 発売
- オープンプライス
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドから前方と後方の同時録画に対応する、ナビ連携型前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN970」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万4000円前後。
この2カメラドライブレコーダーは、同社の“彩速ナビ”2022年モデルとなる「TYPE M」「TYPE S」「TYPE L」の全シリーズ・全ラインアップと連携可能。ナビの画面解像度に合わせて、HD/VGAを自動的に切り替えて伝送するため、高精細HDパネルを搭載した「TYPE M」、VGAパネルを搭載した「TYPE S」「TYPE L」の全シリーズとの連携に対応する。
ドライブレコーダーと“彩速ナビ”を連携することで、ナビ本体の高精度自車位置情報(複数の衛星測位システムや6軸慣性センサー)活用し、ナビの地図画面に録画映像をPIP(ピクチャーインピクチャー)で表示するとともに、自車の走行位置や走行軌跡の確認が可能。
また、リアウィンドウが小さい車など、ルームミラーで後方確認が難しい場合において、運転中にリアカメラの映像をナビ画面に表示し、後方を確認できるバーチャルルームミラー機能を搭載。加えて、リアカメラの代用として、もしくはリアカメラ装着車のサブカメラとしても使用できるサブリアカメラ機能も搭載されている。
そのほかにも、ナビ画面のタッチ操作による各種映像表示に対応するほか、前方・後方の録画映像をナビ画面上で切り替えて再生できるシンクロ再生機能を搭載。ナビ画面で録画映像の拡大表示(2倍、4倍)にも対応している。
ドライブレコーダー機能としては、フロント/リアカメラとメインユニットの別体構造を採用しつつ、フロントカメラ部・リアカメラ部ともに従来比(「DRV-MN940/MN940B」との比較)で約40%の小型化を実現。カメラを取り付けるフロント/リアガラスの視界をより広く確保して、映像を録画可能とした。
録画モードはエンジンのON/OFFに連動して自動で録画を行なう「常時録画」、必要に応じて手動で録画ボタンを押すことで専用フォルダに記録される「手動録画」、前後・左右・上下の3軸「Gセンサー」の搭載により突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始する「イベント記録」、駐車中に衝撃を検知すると自動的に録画を開始する「駐車記録」の4モードに対応。
前後カメラには露出を変えた複数の撮影画像を合成する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載。逆光やトンネルの出入り口など、明暗差が激しい環境時に起きやすい白とびや黒つぶれを抑え、明瞭な映像を記録可能としている。
カメラのレンズには水平角約128度/垂直約70度の広角レンズを採用し、広い視野の撮影を実現。高感度CMOSセンサーとF2.8レンズの搭載により、高精細で鮮明な映像をフルハイビジョンで撮影可能とした。