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国交省、7インチサイズの「電子車検証」仕様公開 2023年1月よりアプリも導入

2022年5月20日 発表

2023年1月から導入される電子車検証の仕様

 国土交通省は5月20日、2023年1月から導入する電子化された自動車検査証「電子車検証」の仕様を公開した。電子車検証は、台紙の寸法が7インチサイズの105×177.8mm(縦×横)で、紙の厚さは150um。これに通信規格:ISO/IEC14443 TypeAのICタグがつけられる。

 電子車検証の記載事項については、電子車検証の券面には、継続検査や変更登録等の影響を受けない基礎的情報が記載される。一方、ICタグの記録事項は、自動車検査証の有効期間、所有者の氏名・住所、使用者の住所、使用の本拠の位置などとなる。

 これにより、ICタグの記録情報の書き換えのみの場合(継続検査等の申請がオンラインの場合に限る)、運輸支局等へ出頭を不要とすることが可能になるとしている。

 また、自動車検査証の電子化とあわせて、ICタグに記録された車検証情報をスマートフォンやパソコンで閲覧あるいはPDFなどで出力できるよう、2023年1月より「車検証閲覧アプリ」を提供。車検証閲覧アプリをインストールしたユーザーに対しては、自動車検査証の有効期間の更新時期を知らせるサービス等を提供する予定としている。

道路運送車両法施行規則等の改正についての資料