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「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」開幕 パシフィコ横浜に484社、オンラインに27社の計511社が出展
2022年5月25日 12:53
- 2022年5月25日~27日 開催
神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMA」が開幕した。開催期間は5月25日~27日で、開催時間は25日~26日が10時~18時、27日が10時~17時。入場料は無料で、完全事前登録制。
人とクルマのテクノロジー展は自動車、部品、材料メーカーや関連企業の技術を展示するイベントで、1992年から開催。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、パシフィコ横浜での開催は3年ぶりとなり、オンラインとのハイブリッド開催となる。
2022年はトヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、SUBARU、マツダ、三菱自動車工業、ダイハツ工業、スズキの国内自動車メーカー8社、いすゞ自動車の国内商用車メーカーをはじめ、各サプライヤーなどを含め484社が出展。オンラインのみの出展となる27社を加え、計511社が出展する。
10時の開幕に合わせ、自動車技術会 展示会企画会議 議長の葛巻清吾氏による人とくるまのテクノロジー展2022 YOKOHAMAの開会宣言が行なわれた。葛巻氏は「この人とくるまのテクノロジー展を、自動車モビリティ技術の将来を支える、交流のための重要なイベントと考えています。まだ新型コロナは完全に終息したわけではありませんが、ぜひこの3年ぶりのリアルな展示会を存分にご堪能いただければと思います」とあいさつ。
「遠方の方や、お時間の関係でご来場がかなわない方々にも最新技術の展示や講演会に参加いただけるよう、昨年以上の工夫を凝らしておりますので、ぜひこちらも活用いただければと思います」と、オンライン開催について触れた。
続けて「今年の主催者企画では、『熱い思いで切り拓こう!カーボンニュートラルへの道』をテーマに掲げて講演会と展示を行ないます。今、世界ではSDGsをきっかけとした市民レベルでの環境意識の高まりとともに、クルマの選択にも変化が出てきます。一方で、課題が大きすぎて、自分の研究や業務をどう変えていけばいいのかが分からないという技術者も多いのではないでしょうか。世界で起きているさまざまな事象を捉え、地球環境に配慮しながら、自らが切り開いていくために、自動車技術が進むべき方向を考える機会として、この企画を考えました」と主催者企画について紹介。
最後に、「人や物が自由で、安心安全に移動できる社会を構築し、より豊かな者生活と、地球に優しく、人に優しい未来のモビリティ社会、そんな未来を私たちは皆さまと共に作っていきたいと考えています」と述べ、開会を宣言した。