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36年ぶりの最新作『トップガン マーヴェリック』公開直前、主演のトム・クルーズさん来日会見

2022年5月23日 開催

最新作『トップガン マーヴェリック』の日本公開を前にトム・クルーズさんが約4年ぶり来日

 1986年公開の映画『トップガン』の続編となる、36年ぶりの最新作『トップガン マーヴェリック』が5月27日から公開される。その日本公開を前に5月23日、マーヴェリック役の主演兼プロデューサーでもあるトム・クルーズさんが約4年ぶりに来日した。

 同日開催された記者会見には、『トップガン』『トップガン マーヴェリック』のプロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーさんとともに出席、トム・クルーズさんが36年間誰にも企画を渡さなかった最新作への思いを話した。

『トップガン』『トップガン マーヴェリック』のプロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーさん(写真左)

『トップガン』から36年、最新作『トップガン マーヴェリック』では、リアルな映像にこだわった迫力のスカイ・アクションシーンとともに、常識破りの伝説的パイロット・マーヴェリックのその後と、若きパイロット達が繰り広げる”胸熱”なドラマが展開される。

 これまでにトム・クルーズさんは、最新作に対して「十分なストーリーができるまで続編を撮るつもりはなかった。リアルな戦闘機のシーンに技術の発展も必要だった」と話しており、「飛行シーンは本物でないとダメ」というこだわりから、F18戦闘機で撮影するために実際のトップガンチームと撮影方法を探ったことを明らかにしている。

 また、出演する俳優陣もプロペラ機から始まり、アクロバット機での飛行訓練を積み、そしてF/A-18スーパーホーネットでの訓練をこなしたことが明かされており、コクピット内での撮影においてはソニーがこの映画のために開発したカメラを俳優自身が操作を行なったという。

映画『トップガン マーヴェリック』フィーチャレット映像("胸熱"トレーニング篇)

 記者会見では、トム・クルーズさんがジェリー・ブラッカイマーさんとともに、『トップガン』の続編を作るにあたり新しい映像体験を実現することに挑戦したことが明かされた。トム・クルーズさんは「本当にF18の戦闘機の中にいるような体験をしていただける作品になっています。それをジェリー・ブラッカイマーと作ったんです」と強調した。

撮影手法に関する質問には、通訳さんの存在を忘れるかのように熱弁を奮ったトム・クルーズさん

 最新作に対して、トム・クルーズさんは「本当に、私たち2人はストーリーに対する愛と映画に対する愛を持っています。そして私たちがお届けする作品には先端の技術を駆使しながらも、全てキャラクターが中心にあるという作品になるんです。観客の皆さまには本作は、本当に目にしたことのない、見たことのないような体験をこの作品でお届けすることができ、皆さまを楽しませることができ、また、感動的な作品になっていて“生きる”ということを讃えるような作品にもなっています。まるで、皆さんが最初のトップガンをご覧になって劇場を後にしたような“本当に最高だ!”って思うような、また特別の感覚を皆さんに感じていただける作品になっていると思います」と話した。

 そして、「私たちはただ続編を作るということではなく、ただ単に映画を作るということをしていません。私は映画を作る際は必ず何かの自分を限界を超えることができるように、何かもっとできるんではないかというところで、もっと観客の皆さんに楽しんでいただけるんではないかという思いで、ジェリーと一緒に今作を作りました」との思いを話した

『トップガン マーヴェリック』のストーリーは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格と、組織に縛られない振る舞いから、一向に昇進せず、現役であり続けるマーヴェリックが、アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”をもってしても絶対不可能な任務に、マーヴェリックが新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸ける。全世界待望のスカイアクションムービー最新作『トップガン マーヴェリック』は、5月27日から日本公開される。

映画『トップガン マーヴェリック』 来日記者会見

映画『トップガン マーヴェリック』(原題:Top Gun Maverick)
公開日:2022年5月27日(金)全国ロードショー
配給:東和ピクチャーズ