秋田県、「秋田犬」の図柄入りナンバーを2023年10月ごろ導入へ

写真は地方版図柄入りナンバープレートの交付地域一覧

　秋田県は6月24日、「秋田」ナンバーに「秋田犬」を図柄テーマにした図柄入りナンバープレートの導入を決定した。今後、8月～9月に図柄候補が作成され、11月上旬に審査会を開催し図柄を決定。2023年10月ごろの交付開始を目指す。

　秋田県では、図柄入りナンバープレートの導入に向けて、県民の意見を把握するためアンケート調査を実施。アンケート結果では、「図柄入りの秋田ナンバーがあったら良いと思いますか」という問いに対し、「あった方が良い」が68．3％、「どちらかといえばあった方が良い」が26．6％で、合わせて94．9％が導入に肯定的であったとし、「秋田ナンバーに図柄を導入する際にふさわしいと思うデザインテーマをお答えください（3つまで回答可）」という問いに対し、回答者の62．3％が「秋田犬」と答え最も多くなった。

　また、ほとんどの市町村で秋田犬が第一位となっているほか、年代別、男女別でも秋田犬と答えた人が最も多かったと、アンケートの結果や「秋田版図柄入りナンバープレート審査会」の協議結果を踏まえて、図柄のテーマが「秋田犬」に決定された。

図柄入りナンバープレートの導入に向けたスケジュール

2022年8月～9月：決定した図柄テーマに基づき、図柄候補を作成、県民向けワークショップを開催
8月下旬：国へ導入意向を表明
9月下旬：国へ導入申し込み
10月上旬～下旬：複数の図柄候補をもとに県民アンケートを実施
11月上旬：審査会を開催し図柄を決定
11月下旬：国へ図柄を提案

2023年7月頃：国の審査・認定
10月頃：交付開始