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ラリージャパン2022、競技者向け案内「Rally Guide 1」公開 大会組織委員長の関谷正徳氏があいさつ

2022年7月11日 公開

ラリージャパン事務局が競技者向け案内「Rally Guide 1」を公開した。ラリージャパン組織委員長である関谷正徳氏があいさつ文が掲載されている

 ラリージャパン事務局は7月11日、愛知・岐阜の両県で11月10日~13日に開催する「WRC(FIA 世界ラリー選手権) フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の競技参加者向けの案内「Rally Guide 1」を公開した。

 Rally Guide 1では、スケジュールやエントリー方法、サービスパーク、燃料など競技に参加するうえで必要となる情報のほか、ラリージャパン組織委員長でTMSC(トヨタ・モータースポーツ・クラブ)会長の関谷正徳氏からのあいさつもよせられている。以下はその全文となる。


 この度は、愛知県、岐阜県をはじめ岡崎市、豊田市、新城市、設楽町、中津川市、恵那市の各自治体の皆様のご理解とご協力を得ることができ、念願のWRC開催が実現の運びとなりました。COVID-19感染拡大により中止を余儀なくされてまいりましたが、フォーラムエイト・ラリージャパン2022の主催者であるトヨタ・モータースポーツ・クラブ(TMSC)の代表者として、ようやくラリージャパンがWRCに加わり、日本の地で開催できるようになりましたことを大変喜ばしく思っております。

 TMSCは1964年に設立された歴史あるモータースポーツクラブです。日本自動車連盟に初めて公認されたクラブでもあります。そのTMSCの歴史の1ページに世界選手権の開催が加わることは大変な名誉です。今、世界の状況は、われわれの想像以上に厳しいものとなり、多くの人の夢や希望は不安や恐怖との戦いとなってしまっています。そのような中でもわれわれができることは、モータースポーツを通じ、新たなる期待と活力と希望を生み出すことです。このイベントを開催することで、モータースポーツを愛する人々がひとつとなり、多くの感動をお届けできるよう精力を注いでまいりたいと思います。そしてその喜びが次の世代にも引き継がれていくことを期待します。


公開されたRally Guide 1の表紙
大会スケジュール(一部抜粋)