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トヨタ、新型「クラウン」に搭載されるハイブリッドシステム、DRS(ダイナミックリアステアリング)解説動画

2022年7月15日 世界初公開

新型「クラウン」

 トヨタ自動車は7月15日、新型「クラウン」を世界初公開した。新型クラウンの生産工場は元町工場、堤工場が担い、月販基準台数は3200台/月。

 新型クラウンの開発にあたり、開発陣は「クラウンとは何か」を徹底的に見つめ直し、「これからの時代のクラウンらしさ」を追求した結果、4つの全く新しいクラウンを作り出すことを決定。セダンとSUVを融合させた「クロスオーバー」、運転しやすいパッケージとともにスポーティな走りを楽しめる「スポーツ」、ショーファーニーズにも応える「セダン」、機能的なSUV「エステート」をラインアップし、今後約40の国・地域に順次展開していくという。

 日本ではまずは第1弾としてクロスオーバーを今秋に発売する。クロスオーバーの価格は435万円~640万円。

モデルパワートレーン駆動方式価格
CROSSOVER RSデュアルブーストハイブリッドシステム(T24A-FTS 2.4L)+Direct Shift-6ATE-Four Advanced6,050,000円
“Advanced”6,400,000円
CROSSOVER Gリダクション機構付のシリーズパラレルハイブリッドシステム(A25A-FXS 2.5L)E-Four4,750,000円
“Advanced・Leather Package”5,700,000円
“Advanced”5,100,000円
“Leather Package”5,400,000円
CROSSOVER X4,350,000円

 新型クラウンでは新開発プラットフォームを採用し、高剛性ボディを実現。足まわりにはフロントにマクファーソンストラット式、リアに新開発マルチリンク式を用いており、クラウンらしいどっしりとした直進安定性としなやかな動き、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求したという。

 クロスオーバーのパワートレーンは2.5リッターのシリーズパラレルハイブリッドシステムを採用しており、新開発バイポーラ型ニッケル水素電池を搭載。クラストップレベルの低燃費と高い静粛性を実現し、クラウンならではの上質で滑らかな走りをさらに高めたとのこと。

 今回の発表では新型クラウンの走行シーン、2.4リッターデュアルブーストハイブリッドシステム、DRS(ダイナミックリアステアリング)についての動画も公開されたので、興味のある方はぜひ見ていただきたい。

新型クラウン走行シーン(1分6秒)
新型クラウン 2.4リッターデュアルブーストハイブリッドシステム(4分20秒)
新型クラウン ダイナミックリアステアリング(1分50秒)