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トヨタ、「bZ4X」「ソルテラ」「MIRAI」の生産ラインで最大18稼働日を稼働停止 8月生産計画グローバルで15万台見直し

2022年7月19日 発表

「bZ4X」

 トヨタ自動車は7月19日、8月の生産計画において国内全14工場28ライン中、6工場9ラインで最大18稼働日を稼働停止すると発表した。同社では、年初に仕入先に伝えた台数から、グローバルで15万台程度(内、国内5万台程度)の見直しを行ない、8月のグローバル生産台数について国内約20万台、海外約50万台と、70万台程度を見込む。

 国内工場の稼働停止は、半導体不足やコロナウイルス感染拡大による影響としており、「bZ4X」「MIRAI」、スバル「ソルテラ」を生産するトヨタ自動車 元町工場 第1ラインでは、8月1日〜5日、8日〜12日、22日〜26日、29日〜31日の18稼働日を稼働停止。また、「レクサスLX」「ランドクルーザー300」を生産するトヨタ車体 吉原工場 第1ラインで8月1日〜5日、8日〜12日、22日の11稼働日を稼働停止するなど、6工場9ラインで稼働停止を実施する。

 なお、同社は夏期連休のため8月13日~21日は年間カレンダー上の非稼働日。8~10月のグローバル生産台数については、平均で月85万台程度を予定しており、通期生産見込みの約970万台についての変更はないとしている。

 同社では「半導体不足およびコロナウイルス感染拡大による影響などにより、先を見通すことが依然困難な状況のため、生産計画が下振れする可能性もありますが、部品供給を精査し、できるだけ急減産を抑えながら、1日でも早く1台でも多くお客さまにお届けできるよう、引き続き、努力してまいります」とアナウンスしている。

ランドクルーザー