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日産、新型軽バッテリEV「サクラ」の累計受注2万3000台に

2022年7月28日 発表

新型軽自動車のバッテリEV(電気自動車)「サクラ」

 日産自動車は7月28日、2022年度第1四半期決算発表の中で、新型軽自動車のバッテリEV(電気自動車)「サクラ」の受注状況について、同モデルの発表からこれまでに2万3000台の注文があったことを明らかにした。

 6月16日より販売を開始した新型軽EVサクラは、5月20日の発表から約3週間で受注が1万1000台を突破したことを公表しており、今回、2022年度第1四半期(2022年4月〜6月)の数値として受注が2万3000台であることが公表され、順調に受注を獲得していることが確認できる。

 決算説明会に登壇した同社最高執行責任者 アシュワニ・グプタ氏は「新型軽EVのサクラがおかげさまで2万3000台にのぼるご注文をいただきました。その半分以上が新規のお客さまです。私どもは、サクラが日本におけるEVの普及を加速させてくれると確信しています。先日、日本で発表した新型エクストレイルも、e-4ORCEを搭載したe-POWER専用モデルとなりました。おかげさまで大変ご好評をいただいており、販売店もお客さまの反応に、非常に強い手応えを感じています」との感触を伝えた。

主要地域におけるコアモデルの販売状況

 また、グプタ氏は「新型車の魅力で販売を伸ばす取り組みは、事業構造改革の一環です。また、今までよりも多くの新規のお客さまが日産車を選んでくださっているということは、ワクワクするイノベーションをご提供する日産の取り組みが支持されていることの証です」と話した。