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京商、新たなコンビニミニカーシリーズ「64コレクション」 第1弾は「セリカ」「スープラ」などトヨタ4車種

2022年8月10日 発売

1320円

京商から新コンビニミニカーシリーズ「64コレクション」が登場

 京商は8月10日、「MINI CAR&BOOK」に続くCVS(コンビニエンスストア)ミニカーシリーズ第2弾「64 Collection(コレクション)」を、ファミリーマートの一部店舗で発売した。価格は1320円。

 2020年1月に創刊した「MINI CAR&BOOK」は、ミニカーと小冊子を組み合わせた書籍として2750円で販売していたが、新生CVSミニカー「64 Collection」は幅広い車種展開と手に取りやすい価格が特徴となるミニカー単体製品。

 エントリーモデルとして位置付けられる新シリーズは、全て新規金型を起こし、国内外の自動車史を彩った名車だけでなく、他社では製品化されないようなレアなモデルまで、開発陣が「面白い」「欲しい」と思う車種をリリースしていくという。

CVSミニカーシリーズと同じPOP-BOXでの販売となる

 製品は1/64スケール ダイキャスト製ミニカーで、素材は亜鉛合金、ABS樹脂、PVC(非フタル酸系)、ポリスチレン、開閉機構はなく、ディスプレイ台座が付属する。

 第1弾はトヨタ自動車で、1970年のTA22型セリカ、1988年のA70型スープラ、1997年のA80型スープラ、2018年の現行センチュリーと世代の異なる4車種で各2カラーを設定。これにKYOSHO WEBのみで購入可能な特別色のセンチュリーも加えた全9種類。

 販売は過去のCVSミニカーシリーズと同じPOP-BOXとなるが、今回から中身の見えるオープンパッケージとなっている。

日本初の本格スペシャリティカーとして1970年12月に登場したセリカ(TA22型)。当時としては珍しい丸みを帯びたフォルムから「だるま」の愛称で親しまれ、エンジン、ミッション、外観、内装を自由に組み合わせることが可能なフルチョイスシステムが話題となった1台。スポーツグレードの1600GTは、モータースポーツで好成績を収めている。カラーはイエローとブルー
スープラ(A70型)は、名車「トヨタ2000GT」の正当な後継をうたい、ミドルスポーツのセリカから独立。6気筒エンジン専用モデルとなり、日本を代表する本格GTカーとして国内外で高い評価を得た1台。1988年のマイナーチェンジ以降は3ナンバーのワイドボディが主流となり、280PSの高性能エンジンを加えるなど、徐々にスポーツカー色を強めた。カラーはダークグリーンとブラック
スープラ(A80型)は、世界一過酷なサーキットであるドイツのニュルブルクリンクで基本性能を磨き上げ、トヨタのフラグシップスポーツとして1993年5月にデビュー。エンジンは3.0リッターのみとなり、国内初の6速MTを搭載するなど、初代よりもスポーツカーの純度が高められた1台。特徴的な大型のリアウイングは当時日本一大きなサイズを誇った。カラーはホワイトとシルバー
日本唯一のショーファーカー(専属の運転手がいるオーナー向けのクルマ)であるとともに、天皇皇后両陛下の専用車である御料車のベース車両としても使用されているセンチュリー。特別な工房で「クラフトマン」と呼ばれる少数精鋭・熟練の技術者たちの手により時間と手間を惜しまずに製造されているトヨタの最高品質が注ぎ込まれた1台。カラーはブルーとブラック

 今回64 Collectionの発売を記念して、専用アクリルケースが抽選で当たるインスタグラム投稿キャンペーンが開催されている。詳しくは京商Webサイトで確認していただきたい。

専用アクリルケースが当たるキャンペーンも実施されている

 そのほかにも、ファミリーマートの販売とは別に、京商オンライン限定カラーとしてセンチュリーのシルバーを設定。ここでしか手に入らない1台となっている。