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WEC富士6時間、ル・マンチャンピオンの平川亮選手がプレスカンファレンスに出席

子供記者会見としても開催されたプレスカンファレンス

 9月9日~11日の3日間にわたって富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で「FIA WEC 富士6時間耐久レース(6 Hours of Fuji)」が開催されている。初日となる9日はフリー走行や各種の記者会見が行なわれた。

 フリー走行前に行なわれた代表ドライバーによる公式記者会見には、2022年のル・マン24時間レースを優勝した平川亮選手(TOYOTA GAZOO Racing)、James Rossiter選手(Peugeot TotalEnergies)、Miguel Molina選手(AF Corse)、Renger van der Zande選手(Vector Sports)、Henrique Chaves選手(TF Sport)らが登壇。オフィシャルの代表質問に答えたほか、今回は小学生の子供らによる質問時間も設定されていたため、ちびっこ記者の質問にも答えた。

左からHenrique Chaves選手(TF Sport)、平川亮選手(TOYOTA GAZOO Racing)、Miguel Molina選手(AF Corse)、Renger van der Zande選手(Vector Sports)、James Rossiter選手(Peugeot TotalEnergies)

 ル・マン24時間優勝後、初の母国開催となる平川選手は、3年ぶりの開催となる富士にモチベーションを持って取り組むと発言。子供たちからの質問には「趣味は何ですか?」というものが出たが、自身の趣味については「サイクリング」と説明。レーシングマシンの乗りやすさや市販車との違いについての質問も出ていたが、それらに関しては「乗りやすくなるよう開発している」と、開発に深く関与していることを示唆していた。

趣味はサイクリングと答える平川選手

 ドライバー会見後には、会見を終えたジェームズ・ロシター選手と次のマネージャー会見に訪れたTOYOTA GAZOO Racing Europe副会長の中嶋一貴選手がかつてのチームメイト同士ということで会話する姿などが見られた。

平川選手のドライブするTOYOTA GAZOO Racing GR010 8号車