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フォルクスワーゲン、「ティグアン」に専用2.0リッターTSIエンジン+フルタイム4WDの「TSI 4MOTION」追加
2022年9月21日 13:16
- 2022年9月21日 受注開始
- 479万2000円~581万6000円
フォルクスワーゲン ジャパンは、2021年5月にマイナーチェンジした新型「Tiguan(ティグアン)」シリーズに、新たなパワートレーンとしてフルタイム四輪駆動モデルの「TSI 4MOTION(ティーエスアイ フォーモーション)」を追加設定し、9月21日より受注受付を開始した。3グレード設定で、すべて右ハンドル仕様。価格は479万2000円~581万6000円。
なお、出荷は2022年11月より順次開始予定としているが、半導体供給不足などの影響で時間がかかる場合もあるとしている。
新たに導入されたTSI 4MOTIONは、最高出力140kW(190PS)と最大トルク320Nmを発生させる直列4気筒2.0リッターTSIエンジンを搭載。最大トルク発生回転数が1500~4100rpmと、広いトルクバンドを持っていることが特徴の1つ。
この高性能エンジンをフォルクスワーゲンの四輪駆動として定評のある「4MOTIONシステム」と組み合わせることで、高いロードホールディング性能と高出力ながら扱いやすいエンジン性能を両立させた四輪駆動モデルとなっている。
ティグアン TSI 4MOTION 価格一覧
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
TSI 4MOTION Active | 直列4気筒2.0リッターTSIエンジン | 7速DGS | 4WD | 4,792,000円 |
TSI 4MOTION Active Advance | 5,188,000円 | |||
TSI 4MOTION R-Line | 5,816,000円 |
TSI 4MOTIONは全3グレード構成で、エントリーグレードの「Active(アクティブ)」は、4MOTIONアクティブコントロールやヒルディセントアシストに加え、ドライビングプロファイル機能などを装備。「Active Advance(アクティブ アドバンス)」には、LEDマトリックスヘッドライト“IQ.LIGHT”やフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”やデジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”などの先進装備を標準設定。さらに上級グレードの「R-Line(アールライン)」には、専用の内外装に加え、アダプティブシャシーコントロール「DCC」やレザーシートなどのオプションを選択できる。
エクステリアカラーは「ナイトシェードブルーメタリック」や「ドルフィングレーメタリック」など全5色展開。
今回のモデル追加により、新型ティグアンは1.5リッターTSI Evoエンジンと、2.0リッターTSIエンジンに4MOTIONシステムを組み合わせたモデル、そしてハイパフォーマンスのRモデルの3種類のパワートレーンを設定した全7グレード構成に拡大。降雪地域などでパフォーマンスを発揮する四輪駆動モデルがラインアップに加わったことで、ベーシックモデルからスポーティモデルまで幅広いラインアップをそろえている。
TSI 4MOTION以外のティグアン価格一覧
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
TSI Active | 直列4気筒1.5リッターTSI Evoエンジン | 7速DGS | 2WD(FF) | 4,382,000円 |
TSI Elegance | 5,194,000円 | |||
TSI R-Line | 5,406,000円 | |||
R | 直列4気筒2.0リッターTSIエンジン | 4WD | 7,337,000円 |