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BMW、KithブランドとコラボしたバッテリEV「i4 M50 by Kith」 限定1台で価格は1593万円

2022年10月10日23時59分まで注文受付

1593万円

ブランド「Kith」とBMWのコラボレーションモデル「i4 M50 by Kith」

 ビー・エム・ダブリューは10月7日、ニューヨークのデザイナーであるロニー・ファイグ氏が率いるブランド「Kith」とのコラボレーションモデル「i4 M50 by Kith(アイフォー・エムゴーマル・バイ・キス)」の注文を10月10日23時59分まで受け付けると発表した。

 注文はBMWオンライン・ストア限定で受け付け、日本では1台のみを販売。注文数が台数を上まわった場合は抽選となり、11月上旬(予定)までに当選者を決定し通知する。納車開始は2023年上半期を予定する。価格は1593万円。

 今回のi4 M50 by KithはBEV(バッテリ電気自動車)初のMモデルとなり、「Kith」ブランドとBMW M GmbHとのコラボレーションで内外装が特別にデザインされたBMW Mモデルの第2弾。この限定エディションを記念して、KithはKithバイタリティ・グリーンとBMW Individualキャラメル・メリノのカラーを使ったアパレルとアクセサリーからなる52点のコレクションをローンチし、世界中の店舗とオンラインで販売する予定。

 BMWとKithブランドのコラボレーションは2020年にロニー・ファイグ氏がデザインしたM4 Competition クーペから始まっており、この150台の限定モデル「M4 Competition X Kith」は30分足らずで完売したという。

Kithバイタリティ・グリーンカラーを採用するi4 M50 by Kith

 BMWは今回、歴史上初めてブランド・パートナーの名前にちなんで新色を命名。Kithバイタリティ・グリーンはコラボレーションの限定カラーで、通常の量産モデルには提供されない深みのあるダーク・グリーンとなる。i4 M50 by Kithのボンネットを飾るブランドロゴの周囲にはKithバイタリティ・グリーンのリングが追加され、このグリーンのリングにはパートナーシップ名、モデル、年度、電気自動車であることが記される。

 インテリアではフルメリノレザーの内装にキャラメル・カラーが組み合わされ、ニーボルスター、ステアリングコラム、シート、サイドパネル、AポストおよびBポスト下部はすべてメリノレザーで仕上げられた。また、前後のフロアマットはキャラメル・カラーのレザーで縁取られ、Kithに変更されたMロゴとMストライプの刺繍が施される。ヘッドレストとフロントセンターアームレストにはボックスデザインのKithの文字がエンボス加工され、トリムに「KITH Exclusive Edition」の文字がレーザーで刻印された。

 また、i4 M50の標準装備とKithコラボレーションのデザインディテールに加え、Mスポーツブレーキ(レッド・ハイグロス)、Mシャドーラインエクステリアエクステンドコンテンツ、電動ガラスサンルーフ、ファインオークウッドトリム、Mライトシャドーラインなど、特別な追加装備を標準装備。さらにHarman/Kardonサラウンドサウンドオーディオシステムも用意された。

i4 M50 by Kithのインテリア

 なお、パワートレーンについては2基のモーターを備え、スポーツブーストモードで400kW(544PS)を達成。0-100km/h加速は3.9秒を実現する。WLTCモードでの一充電走行距離は546kmとした。