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レクサス、「LS」を一部改良 高度運転支援技術「Lexus Teammate[Advanced Drive]」の性能向上
2022年10月13日 14:45
- 2022年10月13日 発表
- LS500:1078万円~1585万円
- LS500h:1226万円~1796万円
レクサス(トヨタ自動車)は10月13日、「LS」を一部改良して10月下旬以降に発売する予定と発表した。価格はLS500が1078万円~1585万円、LS500hが1226万円~1796万円。
LSは、1989年のブランド創設当時に米国で発売され、フラグシップモデルとしてレクサスの礎を築いてきたモデル。レクサスでは歴代LSを「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置付け、“Always On”の精神でレクサスの原点である静粛性と乗り心地、レクサス独自の乗り味である“Lexus Driving Signature”を磨き続けている。
今回の一部改良では、Lexus Driving Signatureを深化させるべく、リアサスペンションメンバー取付部のブレース形状を変更し、剛性を高め、サスペンションをチューニングすることで、初代から一貫して突き詰めてきた乗り心地を向上させたほか、高い操縦安定性を実現した。
LS500h
グレード | エンジン | ハイブリッドシステム | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
LS500h “EXECUTIVE” | V型6気筒3.5リッター「8GR-FXS」 | Multi Stage Hybrid System | 2WD(FR) | 16,940,000円 |
4WD | 17,350,000円 | |||
LS500h “version L” | 2WD(FR) | 15,290,000円 | ||
4WD | 15,680,000円 | |||
LS500h “F SPORT” | 2WD(FR) | 13,600,000円 | ||
4WD | 14,010,000円 | |||
LS500h “I package” | 2WD(FR) | 12,260,000円 | ||
4WD | 12,670,000円 | |||
LS500h “EXECUTIVE Advanced Drive” | 17,960,000円 | |||
LS500h “version L Advanced Drive” | 16,340,000円 |
LS500
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
LS500 “EXECUTIVE” | V型6気筒3.5リッターツインターボ「V35A-FTS」 | Direct Shift-10AT | 2WD(FR) | 15,440,000円 |
4WD | 15,850,000円 | |||
LS500 “version L” | 2WD(FR) | 13,790,000円 | ||
4WD | 14,200,000円 | |||
LS500 “F SPORT” | 2WD(FR) | 12,410,000円 | ||
4WD | 12,510,000円 | |||
LS500 “I package” | 2WD(FR) | 10,780,000円 | ||
4WD | 11,190,000円 |
予防安全技術の機能拡充として、パノラミックビューモニターにより、運転席から目視しにくい車両周囲の状況をリアルタイムで確認可能として、ボディやシートを透かして見たようなシースルービューや、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューも採用。さらに、床下透過表示機能の設定により、車両直下およびタイヤ付近のアンダーフロア映像を表示して、駐車やすり抜けを支援する。
また、最新マルチメディアの採用など、車両性能の進化を追求。直感的な使いやすさを追求した最新のマルチメディアを搭載し、ナビや音楽、車両設定などの各種メニューの選択スイッチを運転席側に常時アイコンで表示することで操作性を向上。画面全体のレイアウトも情報の粒度に応じて表示エリアを分けることで、操作フローを統一した。
最新の音声認識機能は、従来の機能に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動も可能とした。あらかじめ設定された起動ワード(例:Hey Lexus!)を発話することで、スイッチ操作や音声認識機能を起動でき、クルマと会話するような自然な発話での操作にも対応している。
加えて、「エージェント+」において先読み案内サービスに対応。目的地を設定しなくても、これまでの走行履歴から経路を予想して事故・渋滞・天候・残燃料の案内を画面上で知らせることで、安心してドライブを楽しめるようにした。
Apple CarPlayは、従来のUSB接続に加え、Wi-Fiによる無線接続にも対応。タッチパッドやCD/DVDプレイヤーの廃止に伴い、インストルメントパネルやコンソール周辺の形状、スイッチレイアウトを最適化し、使用頻度の高いシートヒーター/シートベンチレーション/ステアリングヒータースイッチを、コンソール上に設定するとともに、スマホホルダーやUSB Type-Cコネクターを増設するなど、使い勝手を向上させている。さらに、アンプ、スピーカーを見直し、ハイレゾ音源再生に対応。より細やかな高音、強さとクリアさを併せ持つ低音など、よりハイクオリティな音質を提供可能とした。
そのほかにも、My LEXUS(スマートフォンアプリ)での操作で、乗車前にエアコンをかけておくことで事前に車内を快適な温度に調節できるリモートエアコンや、ワンタッチで始動ロック・解除を可能にするセキュリティサービスのマイカー始動ロックといった機能が利用可能となった。
高度運転支援技術「Lexus Teammate[Advanced Drive]」搭載モデルについては、ドライバーにとってより自然で安心感のある運転支援を目指し、性能を向上。周辺車両の動きへの配慮として、隣接レーンを走行する車両の死角領域に自車が走行し続けることを回避するように減速制御を追加し、他車の近くを自車が走行し続けることで感じる圧迫感の軽減を図り、より安全・安心な走りを実現。車線変更支援できる場面を拡大することにより、使い勝手を向上した。加えて、合流地点を低速走行する際や前方車両へ接近した場合、ドライバーに周囲の車両への注意を促すディスプレイ表示とブザーを追加するなど、ドライバーとシステムのより円滑なコミュニケーションを実現した。
なお、2021年に発売された特別限定車“HIDEKI MATSUYAMA EDITION”に設定された245/45R20 99Yランフラットタイヤ&20×81/2Jノイズリダクションアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)をオプション設定した。