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レクサス、「LS」を一部改良 販売済みAdvanced Drive搭載車にソフトウェアアップデートとLiDAR装着を提供

2021年10月28日 発表

1071万円~1792万円

LS500h“EXECUTIVE Advanced Drive”(銀影ラスター)<オプション装着車>

 レクサス(トヨタ自動車)は10月28日、「LS」を一部改良して発売した。価格は1071万円~1792万円。

 今回の一部改良では、標準装備の19インチタイヤをランフラットタイヤから新開発のノーマルタイヤに変更し、走りの上質感を高め、乗り心地と静粛性を向上させた。なお、ランフラットタイヤもユーザーのニーズに合わせて選択できるようにメーカーオプションとして設定した。

 また、予防安全パッケージ「Lexus Safety System + A」の機能の1つである「レーントレーシングアシスト[LTA]」では、ドライバーの負担軽減を目指し、システム制御の改良によりセンタートレース性を向上。ふらつきを低減し、より安全・安心な走行ができるLTA制御を実現させた。

 高度運転支援技術「Lexus Teammate[Advanced Drive]」搭載モデルについては、性能向上を実現。周辺車両の動きへの配慮として、追い越しの際、側方間隔確保機能の作動条件をより積極的に作動するように変更。ドライバーの意志に寄り添った運転支援を実現。さらに、車線変更支援できる場面を拡大し、被合流区間から区間外へのレーンチェンジ時の支援ができるようにした。また、視認性向上を目的に背景色などメーターグラフィックを一部変更した。加えて、新たに左右・後方へLiDARを装着して、将来的な性能向上に役立てるようにした。

側方間隔確保機能作動イメージ

 なお、すでに販売済みのAdvanced Drive搭載車についても、無線通信を利用したソフトウェアアップデートによって同様の機能を提供するとともに、販売店でのLiDARの装着を予定している。

LS500/LS500hの一部改良・新規設定

 そのほか、LS500/LS500hの一部改良では、全LSモデルに設定されている、車室内を快適な空気環境に導く「ナノイー」を「ナノイー X」へと進化させ快適性を向上。また、リアシートリマインダー機能を全車標準設定とした。

“version L”モデルには“マークレビンソン”リファレンス3Dサラウンドサウンドシステムを標準装備として追加設定。“F SPORT”モデルにメーカーオプションとして、オレンジブレーキキャリパー(フロント・リアLEXUSロゴ)を新規設定した。

“F SPORT”専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リアLEXUSロゴ)

LS500hの一部改良・新規設定

 LS500hの一部改良では、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)を標準装備している。

モデルエンジンハイブリッドシステム駆動方式価格
LS500h“EXECUTIVE”V型6気筒3.5リッターMulti Stage Hybrid System2WD(FR)16,900,000円
4WD17,310,000円
LS500h“version L”2WD(FR)15,250,000円
4WD15,640,000円
LS500h“F SPORT”2WD(FR)13,560,000円
4WD13,970,000円
LS500h“I package”2WD(FR)12,220,000円
4WD12,630,000円
LS500h“EXECUTIVE Advanced Drive”4WD17,920,000円
LS500h“version L Advanced Drive”4WD16,300,000円
モデルエンジン変速機駆動方式価格
LS500“EXECUTIVE”V型6気筒 3.5リッターツインターボ10速AT2WD(FR)15,370,000円
4WD15,780,000円
LS500“version L”2WD(FR)13,720,000円
4WD14,130,000円
LS500“F SPORT”2WD(FR)12,340,000円
4WD12,440,000円
LS500“I package”2WD(FR)10,710,000円
4WD11,120,000円