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ポルシェ、911に新グレード「カレラT」 スポーティさとピュアドライビングを両立したツーリングモデル
2022年10月19日 14:36
- 2022年10月19日 予約受注開始
- 1640万円
「カレラ」と「カレラS」の中間モデルとして位置づけ
ポルシェジャパンは10月19日、ライトウェイトスポーツカーの新型「911 カレラT」の予約受注を開始した。7速MTと8速PDK、左右ハンドルが設定され、価格はいずれも1640万円。
新型911 カレラTの“T”は「ツーリング」の意味で、スポーティな装備を携えながらもピュアドライビングエクスペリエンスを実現するモデル。「911 カレラ」と「911 カレラS」の中間に位置するモデルとなり、カレラTに搭載されるのは、911 カレラと同じ最高出力283kW（385PS）、最大トルク450Nmを発生するツインターボエンジンで、トランスミッションは標準で7速MTが組み合わされるが、8速PDKも選択可能。
また、LSD（リミテッドスリップリアディファレンシャル）を備えたPTV（ポルシェ・トルク・ベクトリング）が追加されるほか、「スポーツクロノパッケージ」と車高が10㎜低くなる「PASMスポーツサスペンション」も標準装備となる。軽量化のため遮音材とリアシートが省かれているほか、軽量ガラスや軽量バッテリを採用し、7速MTモデルの車重は市販911シリーズで最軽量となる1470Kgを達成。0-100km/h加速は4.5秒、最高速度は291km/hを誇る。さらに、通常はカレラS以上のモデルにしか装備されない「リア・アクスル・ステアリング」もオプションで装着可能となっている。
911 カレラTの専用装備としては、フロント20インチ、リア21インチのチタニウムグレーの「カレラSホイール」（タイヤサイズはフロントが245/35、リアが305/30）をはじめ、「GTスポーツステアリングホイール」「スポーツエグゾーストシステム」などが用意されている。
エクステリアは、ドアミラーやリアリッドグリルをはじめ、専用エムブレムなどにアクセントとなるダークグレーを採用。さらに、チタニウムグレーのホイールとハイグロスブラック塗装のスポーツエグゾーストシステムのテールパイプによって、ダイナミックな外観に仕上げている。
マットブラックとハイグロスブラックの2トーン仕上げられたインテリアは、スポーツ性を強調する4Wayスポーツシートプラスを標準装備。オプションで「18Wayアダプティブスポーツシートプラス」や、よりスポーツ性を高めた「超軽量フルバケットシート」も選択可能。
また、オプションの「カレラTインテリアパッケージ」を選択すれば、シートベルトの色をスレートグレーまたはリザードグリーンから選べるほか、ヘッドレストにエンボス加工される911ロゴやシートセンターのストライプも同じカラーで仕上げられる。さらに同じカラーのフロアマットも用意されている。
ボディカラーは「ブラック」「ホワイト」「ガーズレッド」「レーシングイエロー」の4色のソリッドカラーと、「ディープブラック」「ゲンチアンブルー」「アイスグレー」「GTシルバー」の4色のメタリックカラーの計8色を設定するほか、スペシャルカラーとして「チョーク」「ルビースターネオ」「カーマインレッド」「シャークブルー」「パイソングリーン」の5色を用意。加えて、110種類を超える色から選択できる「ペイント・トゥ・サンプル」プログラムも利用可能となっている。
