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チューリッヒ、CM出演の石丸幹二さんと松木里菜さんが新サービスを体験「カーボンニュートラル自動車保険」発表会
2022年10月20日 18:07
- 2022年10月20日 発表
チューリッヒ保険会社は10月20日、年間走行距離に応じたCO2排出をオフセットできる個人向け新サービス「カーボンニュートラル自動車保険」発表会を開催。同社のCMに出演しイメージキャラクターを務める、石丸幹二さんと松木里菜さんが登壇して、新サービスを体験した。
同社が発表した「カーボンニュートラル自動車保険」は、同社「スーパー自動車保険」の新規加入時に、オンライン手続きで、契約者の自家用車の走行距離に応じたCO2排出をオフセットすることができるプログラム。契約者がWebサイトにて、クルマのサイズ、運転時間または走行距離を入力すると、CO2排出量とオフセット金額が算出され、相当額のクレジットを購入できるというもの。契約者が購入したクレジットは、日本国内外の森林保全活動資金に充当され、また、同社が契約者と同額を日本国内の地方自治体やNPOなどの森林再生プロジェクトへ寄付がされる。
CO2排出量とオフセット金額事例としては、軽・コンパクトクラス(1400cc未満)のホンダ「N-BOX」の場合、走行距離3000kmでCO2排出量が433.5kgとなり、オフセット金額は926円。ミディアムクラス(1400cc以上、2000cc以下)のトヨタ「シエンタ」の場合、走行距離3000kmでCO2排出量が527.1kg、オフセット金額は1127円。ラージクラス(2001cc以上)の日産「エルグランド」の場合、走行距離3000kmでCO2排出量が669.6kg、オフセット金額が1432円となる。
発表会では、2015年から同社CMに出演する石丸さんと2006年から同社CMに出演する松木さんが登壇し、新サービスについてトークセッションを行なった。
新サービスについて、石丸さんは「気候変動対策という言葉をよく聞きますけれども、個人ではどういう風にしたら関われるのかなって、常々思っていたんですね。気軽にこの形で参加できることが分かりましたので、私もぜひやってみたい気持ちになっております」、松木さんは「私は子供が3人いるんですけれども、習い事の送迎であったり、出かける時であったり、クルマを利用することがあるので、とても興味がありますね。必ず加入する自動車保険と一緒に申し込みができるということで、とってもいいサービスだなと思いました」とそれぞれの印象を話した。
トークセッションの中で、年間1万kmはドライブするという石丸さんが実際にタブレットを使って新サービスを体験。排気量3.5リッターのラージクラスを選択して、年間走行距離1万kmと入力すると、カーボンオフセットの金額として5363円との金額が算出された。
石丸さん「実に簡単でしたね。実際こうして自分が排出してるCO2が数字として見えてくると、これはちょっと、ある意味びっくりしましたが、それによってどの辺の金額かというのも分かりました。これを支払うというアクションができますから、自分の中の意識がより具体化しました。このことを考えながら、ますます気持ちよくドライブしていけるといいなと思っております。このカーボンニュートラル自動車保険、私もぜひ申し込んで、今からやってみたいなと思っておりますし、ぜひ、まわりの方にもこんなに簡単にできますからね、進めていただきたいなと思っております」と話した。
新サービスの流れを見ていた、松木さんも「そうですね、本当に簡単で、入力内容もシンプルですし、簡単に私もできそうだなって思いましたね。子供たちに、やっぱり大人として、親として、地球を守るっていう姿勢を見せていくことが未来につながるのかなって思うので、子供たちとまた温暖化についても話をしていきたいなと思います」と話した。
発表会では、主催者あいさつとして日本における代表者および最高責任者の西浦正親氏から、気候変動への取り組みと新サービス開発の背景について説明があり、またチーフ・マーケティング・オフィサー 立川麻理氏からは「カーボンニュートラル自動車保険」サービス概要について説明があった。
新サービス導入の背景として、西浦氏は「カーボンニュートラル自動車保険が、気候変動について知っていただく機会となり、さらにご自身も気候変動緩和に貢献したいと考えておられるドライバーの皆さまが、簡単に取り組みに参加いただける仕組みをご提供できるものになればと考えております」などと話し、今後の展開として、チューリッヒ・インシュアランス・グループの気候変動への取り組みとは別に日本国内において地球環境に対する施策を実施。2022年10月には長崎県および長崎県西海市と協定して、「チューリッヒ長崎の森」にて森林再生の支援を開始するなど、2022年11月以降も気候変動に対する新たな取り組みを実施していく予定であることを示した。
【お詫びと訂正】記事初出時の登壇者のお名前の表記に誤りがありました、お詫びして訂正させていただきます。