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アルパイン、「ドライブレコーダー搭載デジタルミラー」にバンド装着タイプを追加 適合車種を大幅に拡大
2022年11月2日 19:51
- 2022年11月2日 実施
- 想定実勢価格は4万9800円(税別)~6万9800円(税別)
コンパクトカーからミニバンまで取り付け可能な車種が増大
アルパインマーケティングは11月2日、自動車の後方を高精細に映し出す「ドライブレコーダー搭載デジタルミラー」の新製品として「バンド装着タイプ」を追加した。
また、従来の「純正ミラー交換タイプ」も適合車種を増やし、画面サイズを「12型」「10型」、リアカメラを「車内装着」「車外装着」と設定し、合計6モデルのラインアップとした。想定実勢価格は4万9800円~6万9800円(税別)で、11月下旬より順次発売する。
アルパインのドライブレコーダー搭載デジタルミラーは、純正ミラー交換による安定した装着感と優れたデザイン性、フロントカメラ別体型で撮影アングルがぶれず、駐車録画機能も標準装備している、ドライブレコーダーとデジタルミラーを一体型にした製品。
これまで、「画面が大きくてサンバイザーに接触する」「純正キーレスの受信器内蔵タイプで交換できない」「リアが車内カメラのため窓の熱線が写り込む」など、車種によっては装着できないという事例があったという。そこで今回は、従来品の特徴を継続するとともに、さらなる性能向上させた新製品を開発。装着に関する課題を解消する新たな「バンド装着タイプ」を追加し、より幅広い車種への適合を実現した。
新製品の主な特徴
純正ミラー交換タイプに12型と10型、バンド装着タイプに10型をラインアップし、これまで大きなサイズが取り付けできなかったコンパクトカーや、センサーなどが組み込まれた純正ルームミラーを交換できないクルマ。また、リアガラスの急傾斜や熱線の映り込み、ピックアップトラック形状の車両など、これまで適合していなかった車両にも取り付けを可能とした。
ミラー本体はスタイリッシュなフォルムと、大画面を感じさせないスリムなデザインを両立。また、愛車と調和する形状で室内に美しく溶け込むデザインを採用。バンド装着タイプも同じデザインと薄型を実現している。背面の配線ケーブルも目立ちにくく設計し、スマートな外観を実現した。
ミラー画面は12型と10型をラインアップ(バンド装着タイプは10型のみ)。高精細フルHD液晶に加え、タッチパネルと液晶を圧着することで色の再現性を向上させるフルラミネーションディスプレイを新採用。広視野角の液晶カメラで昼も夜間も美しく見やすい映像を表示可能としている。また、ボタンを押すだけで瞬時に通常の鏡面ミラーに切り替えられ、後席などの確認も素早くできるようにした。
純正ミラー交換タイプは、取り付けアームごと交換するので、しっかりとした固定と美しい装着を実現。装着に必要な車種専用取り付けキット(別売)は、80車種以上に対応し、今後も対応車種を拡充予定。
新たに追加されたバンド装着タイプは、純正ミラーに付属の専用バンドで取り付けるだけの簡単装着で、急角度の傾斜や熱線が映り込むリアガラスの車両、装飾が施されたリアガラスやピックアップタイプの車両など、これまで装着できなかった車両でも取り付けが可能となった。純正交換タイプと同様に、ミラー本体は薄型で配線類も目立たず、後付け感のない装着姿を実現した。
ドライブレコーダーは前後2カメラで、衝撃録画/手動録画モードに加えて、駐車録画モードを標準装備。HDR/STARVISを搭載しているので夜間も鮮明に録画できるほか、LED信号機でもチラつかず撮影可能。また、フロントカメラは独立型なのでミラーの角度に影響されずに録画できる。また、ADAS(先進運転支援システム)を避ける取り付け方法を採用するため、センサーなどの映り込みも回避可能としている。SDカードは32GBMicroSDを付属し、最大128GBのSDカードまで対応可能。SDカードフォーマットフリーで利用できる。
前後のカメラはHDRとSTARVISを搭載しているので、夜も見やすく映像ノイズやLEDライト信号のチラつきも低減。さらに、後続車のライトで画像調整を行なう自動防眩機能や、室内の明るさに応じて液晶画質を調整する便利なオートディマー機能も搭載しつつ、スモークフィルムやプライバシーガラスにも対応。リアガラスの色に応じてカメラの明るさを調整する機能も搭載している。
そのほかにも、地デジ放送への影響を最小限に抑えるノイズ低減設計を実施したほか、エンジンをかけると愛車の名前とフロントビューが浮かび上がる車種専用オープニングにも対応。車種専用キットの設定があるクルマのオープニング画像は、アルパインのホームページからダウンロードして利用できる。