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ラリージャパンでD-SPORT Racing「コペンGRスポーツ」がクラス優勝 ターマックラリーでは軽自動車史上初の快挙

2022年11月30日 発表

D-SPORT Racingの「コペンGRスポーツ」とチームメイト

 SPKは11月30日、愛知県および岐阜県で11月10日~13日に開催された「2022年FIA世界ラリー選手権(WRC=World Rally Championship)第13戦ラリージャパン」にて、自社がオーナーでダイハツ工業が活動を支援している「D-SPORT Racing Team」が、ダイハツ「コペンGRスポーツ」でラリージャパンに参戦し、クラス優勝したと報告した。

 D-SPORT RacingのコペンGRスポーツは、総行程約1000kmというラリージャパンの設定コースを完走し、JRCar3クラス優勝(総合順位は30位/出走38台)という成績を収めた。軽自動車がWRCの正式リザルトに記載されるのは、1993年のサファリラリー以来、史上2回目、ターマックラリー(舗装路)では史上初という。

リエゾン区間の走行シーン
サービスパークでの様子

 SPKは、2021年から過酷なWRCに軽自動車で挑戦するため、競技車両開発をはじめとした数々の難関・難問を1つ1つクリアしてきたという。また、今回の挑戦で得た経験を生かし、「モータースポーツを起点としたモノづくり・コトづくり」の一環として、これからもダイハツ車の楽しさ・面白さなどを伝え続けるべく、モータースポーツ活動を続けていくとしている。

リエゾン区間
夜間走行

 なお、表彰式およびSSのダイジェスト動画は、「SPK公式YouTubeチャンネル」にて視聴できる。

【祝!クラス優勝!】2022年 WRC 第13戦 ラリー・ジャパン「D-SPORT Racing」表彰式 & SSダイジェスト(2分6秒)