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カーメイト、股ベルトがお尻の下敷きにならず子供を乗せやすいチャイルドシート

2022年12月中旬 発売

子供を乗せやすいチャイルドシート

 カーメイトは、ベビー用品ブランド「エールベベ」から、チャイルドシート「クルットR」の機能を高めた「エールベベ・クルットR ザ・ファースト2」「エールベベ・クルットR グランス2」を12月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

 今回の新製品は、股ベルト(バックル)がお尻の下敷きにならないよう前傾を維持する独自開発の新構造のカバー(特許出願済)を採用することで、バックルがお尻の下敷きになる煩わしさがなくなり、子供を乗せやすい仕様とした。

従来品(左)はバックルが後ろに倒れてしまっていたが、新製品(右)ではバックルが前傾を維持して後ろに倒れにくくなっている

 また、ヘッドレストクッションの厚みを調整し、首から頭にかけての傾斜をゆるやかにすることで首がラクな状態となり、よりラクに寝られる新生児クッションを採用。側突や追突の衝撃からガードする新生児クッションの使用期間は、身長75cmまで(前モデルは60cmまで)に延長され、長く使えるようになった。

 さらに、サポートレッグが車内の床面にしっかり接地していない場合、チャイルドシートが安全性能を十分に発揮できないため、アラーム音で警告してミスユースを防止。後ろ向き装着での追突時、赤ちゃんへの衝撃を抑制する肩ベルトカバーを新生児クッションに装備(特許出願済)。肩ベルト&ヘッドレストの高さを7段階に調節できたり、菌が増殖しやすい部分に除菌機能生地「Agピュア」を採用(ザ・ファースト2のみ)したり、“安全・快適”機能を前モデルから継続している。

 なお、クルマのチャイルドシート固定金具にコネクターで固定するため、初心者でも簡単かつ確実に取り付けができるISOFIX取り付けに対応している。

警告音で「サポートレッグ」の接地不足を防止
ヘッドレスト上部のレバーを操作することで、肩ベルトとヘッドレストの高さを7段階で調節可能
新生児クッションのヘッド側面と肩ベルトカバー、よだれパッド、食べかすなどのゴミがたまりやすい本体カバー座面といった菌が増殖しやすい部分に、生地に付着した菌を銀イオンの力で約99%除菌する独自開発の除菌機能生地「Agピュア」を採用(ザ・ファースト2のみ)
チャイルドシートの後ろ向き装着は、主に前面衝突の衝撃を抑える構造になっているため、追突時の首や頭へのダメージを抑制する肩ベルトカバーを装備。新生児クッションと一体になっているため、付け忘れを防止できる
肩ベルトが跳ね上がった状態をキープでき、赤ちゃんの腕を通しやすく、乗せ降ろしがしやすいジャンピングハーネスを採用

製品情報

・発売:2022年12月中旬
・価格:オープン
・使用条件:後向き 身長40~87cm/前向き 身長76~100cm(子供の身長が76cm以上、かつ月齢が15か月を超えるまでは前向きで使用不可。体重が17kgを超える子供には使用不可)
・年齢目安:新生児~4歳ごろ
・製品サイズ:440×617×640mm(幅×高さ×奥行き。ヘッドレストを最も下げ、リクライニング3段目、サポートレッグ収納時、日よけを除いた状態)
・製品質量:15.5kg(日よけを除く)
・UN(ECE)R129/03 適合品
・4年間ロング保証

エールベベ・クルットR ザ・ファースト2 パールブラック(BF135)
エールベベ・クルットR ザ・ファースト2 パールベージュ(BF136)
エールベベ・クルットR グランス2 カームネイビー(BF145)
エールベベ・クルットR グランス2 カームグレー(BF146)