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LGエナジーソリューションとホンダ、EV用バッテリー生産合弁会社を設立

2023年1月13日 発表

 LGエナジーソリューション(以下、LGES)と本田技研工業は1月13日、EV(電気自動車)用リチウムイオンバッテリー生産の合弁会社を正式に設立したと発表した。

 新合弁会社の社名は「L-H Battery Company, Inc.」で、合弁会社による新工場は、2023年初頭の着工を経て、2024年末までの建設完了を目指す。その後、2025年中に、北米で生産販売されるEV用にリチウムイオンバッテリーの量産を開始し、全量をホンダの北米工場へ供給する予定。年間生産能力は40GWhを目指すとしている。

 L-H Battery Company, Inc. CEO ロバート・リー氏は「LGエナジーソリューションは、安定した財務基盤、競争力の高い品質、幅広いグローバル展開に支えられた生産能力など、この合弁を成功させるために必要なアセットを全て備えています。北米でのHondaのEVの販売を成功に導くため、両社の知見を結集して最高品質のバッテリーを提供するとともに、質の高い雇用の創出や地域社会への貢献を通じて、ここ米国オハイオ州で発展していくことを目指します」とコメント。

 L-H Battery Company, Inc. COO リック・リグル氏は「このたびLGエナジーソリューションとホンダによる、EV用バッテリー生産の合弁会社が米国オハイオ州に正式に設立されたことは、私たちが目指す電動化の未来に向けた大きな一歩です。LGエナジーソリューションという強力なパートナーと共に歩み、オハイオ州の地域社会と強い関係を築いていくことを楽しみにしています」とコメントしている。

新合弁会社の概要

社名:「L-H Battery Company, Inc.」(今後、変更となる可能性があるとしている)
所在地:米国オハイオ州ジェファーソンヴィル
資本金:2億1千万USドル(出資比率はLGES:51%、ホンダ:49%)
役員構成:CEO Robert H. Lee(ロバート・リー)<LGES>、COO Rick Riggle(リック・リグル)<Honda>