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シトロエン、3列シート7人乗りの「ベルランゴ ロング」 ショートボディ比で約27%空間を拡大

2023年1月18日 発売

443万3000円~455万4000円

ベルランゴ ロング

 シトロエン(Stellantisジャパン)は1月18日、MPV「ベルランゴ」の3列シート7人乗りロングボディバージョン「ベルランゴ ロング」を発売した。価格は443万3000円~455万4000円。

 ベルランゴは、2020年10月の日本導入以来、シトロエンの国内販売台数の約半数を占めるベストセラーモデル。ユニークなスタイル、優れたユーティリティーやドライバビリティ、快適性など、シトロエンが提供する価値がファミリーユースをはじめ、趣味や仕事のパートナーとして幅広い層に支持されている。

 ベルランゴ ロングのボディサイズは4770×1850×1870mm(全長×全幅×全高)で、ホイールベースは2975mm。ショートボディと比べて全長は365mm長く、全高は20mm高く、ホイールベースは190mm長くなっており、3列目シートが前後にスライドできることや、ゆとりのあるヘッドクリアランスにより、大人もくつろげる十分なスペースを確保。3列目シートを取り外して2列目シートを折りたためば、最大2693Lの大容量ラゲッジスペースが出現し、ショートボディ比で約27%増となる広大な空間により、さまざまなアクティビティのニーズに応える、7人乗りのピープルムーバーとして活躍するとした。また、ロングホイールベースと乗り心地にこだわった足まわり設計が、シトロエンらしい走行安定性を実現しているとのこと。

シートレイアウト
インパネ
運転席/助手席
3列目シートは取り外し可能
シートアレンジイメージ
ベルランゴ ロングのボディサイズは4770×1850×1870mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2975mm

 エクステリアは、ベルランゴのユニークなスタイルをそのままに、落ち着きのあるヨーロピアンデザインを採用。上方に開口するリアゲートは、雨天時に荷物が濡れたり、風にあおられたりすることもなく、車両の後ろにスペースの制限がある場合でも、ガラスだけをコンパクトに開けてラゲッジにアクセス可能。また、リアゲート上部にはスポイラー(ブラック)を装着している。

 パワートレーンは現行のショートボディと同様に、定評のある1.5リッタークリーンディーゼルエンジンに、電子制御8速ATの「EAT8」を組み合わせ、軽快な吹け上がりとドライバビリティ、低回転からの高トルク、そして最新の排気浄化システムによる極めて高い環境性能を誇るとした。

 グレード構成は、SHINEおよびSHINE XTR PACKの2種類となり、基本装備はショートボディのSHINEおよびSHINE XTR PACKに準じている。上級グレードであるSHINE XTR PACKには、17インチホイール&タイヤ、前後バンパーのアンダーガード風デコレーション、オレンジマットのカラーパック、フロントドアバッヂ、専用のシート柄、専用ダッシュボードおよびドアトリムを装備。また、ベルランゴ ロングの両グレードには、縦列および並列駐車の出入りの際、ステアリング操作を自動で行なうパークアシストを追加で装備している。

 カラーバリエーションは、SHINE XTR PACKが、ブランイシ、グリアルタンス、グリプラチナムの3色、SHINEはこれにディープブルーを加えた4色の設定となる。

 なお、ベルランゴ ロングの発売を記念して、2月3日~5日10時~19時にグリーンスプリングス立川(東京都立川市緑町3−1)でデビューイベントを開催。ベルランゴ ロングをはじめ、シトロエン最新のフルラインアップを展示し、試乗イベントも実施予定。会場にはキッズスペースを用意するなど、家族連れで楽しめるイベント内容となっている。

イベントイメージ