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フォルクスワーゲン、デザイン部門の新責任者に現ベントレーのアンドレアス・ミント氏を指名

2023年1月24日(現地時間)発表

2月1日からフォルクスワーゲン ブランドのデザイン部門を統括するアンドレアス・ミント氏

 独フォルクスワーゲンは1月24日(現地時間)、現在ベントレー デザインのディレクターを務めているアンドレアス・ミント氏を、2023年2月1日からフォルクスワーゲンブランド デザイン部門の統括責任者にする人事を発表した。

 新たにデザイン部門を統括するアンドレアス・ミント氏は、ドイツのプフォルツハイム大学デザインスクールを卒業後、1996年にフォルクスワーゲン グループでのキャリアをスタート。初代「ティグアン」のデザインや7代目「ゴルフ」のエクステリアデザインなどを担当し、2014年から2021年にはアウディ「A1」「e-tron GT」「Q3」「Q8」をはじめとする、アウディのエクステリアデザインの再編成を指揮した。2021年からはベントレー デザインのディレクターとして、2022年夏に発表されたベントレー「バトゥール」で示されたベントレーの新しいデザイン言語を定義している。

 今回の発表について、フォルクスワーゲン ブランドの技術開発担当取締役であるカイ・グリューニッツ氏は「ヨゼフ・カバンはフォルクスワーゲンブランドのチーフデザイナーとして、デザインとは、ただ単に個々のモデルのスタイルを決定するだけではないことを示し、そのデザイン言語を通して、フォルクスワーゲンのラインナップ全体に新たな特徴を与えています。今後、クリエイティブ アートディレクターとして、ポツダムのフューチャーセンターと緊密に連携する予定です。取締役会を代表して、ヨゼフ・カバンに、チーフデザイナーとしてのこれまでの功績に対し感謝したいと思います。同時に、フォルクスワーゲングループで国際的に活躍し、経験豊富で尊敬されているデザイナーであるアンドレアス・ミントをフォルクスワーゲンブランドに迎え入れることができたことを嬉しく思います。アンドレアス・ミントは、フォルクスワーゲンの変革における今後の決定的に重要な局面で、フォルクスワーゲンのデザイン言語を新たに形成することになります。一緒に仕事ができることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。

ヨゼフ・カバン氏は新たにフォルクスワーゲン クリエイティブ アート ディレクターに就任。新たな職責の一環として、ポツダムにあるフォルクスワーゲン グループ フューチャー センター ヨーロッパのチームと共に、フォルクスワーゲンブランドの将来を見据えたモビリティソリューションの開発に携わっていくという