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自民党モータースポーツ振興議連総会で、三原じゅん子議員と近藤真彦JRP次期会長が公道レース法案実現に向けて協力 金八先生同級生が同じ目標へ

自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会終了後の記念写真。中央下が古屋圭司会長。その隣に三原じゅん子議員と近藤真彦JRP次期会長

自民党本部で金八先生の同級生が再会

 3月15日に、自由民主党本部内で自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会が開催され、公道でのモータースポーツ開催を支援する「自動車モータースポーツの振興に関する法律案」が討議された。この総会の中で、自民党モータースポーツ振興議連の会長である古屋圭司議員は、三原じゅん子議員と近藤真彦JRP(日本レースプロモーション)次期会長「金八先生の~」と紹介する場面があった。

 三原じゅん子議員は、神奈川県選挙区選出の参議院議員。自民党モータースポーツ振興議連の幹事長を務めるほか、とくに女性や子供の命の問題に取り組む議員として知られている。過去にはレースにも積極的に参戦しており、その方面に明るいことから自由民主党カーボンニュートラルのための国産バイオ燃料・合成燃料を推進する議員連盟 副会長、自由民主党二輪車問題に関する対策PT 座長などクルマ、2輪関連の多数の役職を務めている。

 一方、近藤真彦氏は、1984年に富士のフレッシュマンレースでレースデビュー。1988年~1993年まで全日本F3選手権シリーズに参戦したほか、ル・マン24時間耐久レース、全日本GT選手権、F3000、フォーミュラ・ニッポンなどに参戦。現在はKONDO RACING代表兼監督として、スーパーフォーミュラ、SUPER GTなどに参戦するなど、日本のレースシーンに長く携わっている。3月5日には、中嶋悟氏に代わりスーパーフォーミュラを運営するJRPの次期会長に就任(正式就任は4月中旬予定)することが発表されたばかり。日本最高峰レースの情報発信に努めていく。

サーキットでの議員見学会もプランニング

モータースポーツの素晴らしさについて語る古屋会長

 古屋会長は総会でモータースポーツのよさを語った後、両名にフォーカス。「昔、同じ世界にいた人が、違う世界にいって、今度は同じテーブルにいる」と紹介し、さまざまな人が参加できるのがモータースポーツであることを印象づけた。

 ちなみに、近藤真彦次期会長について三原じゅん子議員は、「同級生です」と紹介。総会終わりには古屋会長が2人に呼びかけ、三原じゅん子議員、古屋会長、近藤JRP次期会長が並ぶ形で記念撮影。少しでもモータースポーツが注目され、多くの人に理解が進むよう努力していた。

 古屋会長はサーキットに行ったことのない自民党議員をサーキットに連れて行く見学会なども計画しているようで、2023年シーズンはどこかのサーキットで議員の見学会などが開かれるかもしれない。