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販売終了の「S660 Modulo X」が京商のコンパクトR/Cカー「ミニッツ」で買える ホンダアクセスのデザイナーのこだわりが凝縮した1台

2023年4月下旬 発売

2万7500円

手前にあるミニッツの「S660 Modulo X」は後ろの実車の1/27スケール

 ホンダアクセスは4月4日、東京オートサロン2023の開催に合わせて予約受け付けを開始した、京商とのコラボレーションR/Cカー「1/27スケール MINI-Z(ミニッツ)AWD レディセット S660 Modulo X」のお披露目会を実施した。

 ボディカラーは実車の最終仕様“VersionZ”に採用され、実際に多くの購入者が選択した「ソニックグレー・パール」「プレミアムスターホワイト・パール」を用意。それぞれ価格は2万7500円で、また各色660個限定で、ホンダアクセスのS660用品デザイナーが監修した「オリジナルディスプレイケース付き」を同価格で購入できる。

オリジナルディスプレイケースは台座に車名のシールが貼り込んである専用品

 現在も「ホンダアクセスYahoo!ショッピング店」で予約を受け付け中だが、このオリジナルディスプレイケース付きは、なくなり次第終了となるのでご注意いただきたい。また、予約ページでは「S660 Modulo X」の特別動画を順次公開していて、最後の1本が近々公開される予定となっているので、こちらも注目したい。

S660 Modulo Xを1/27スケールでリアルに再現
開発にはホンダアクセスのデザイナーも参画している
こちらは実車のS660 Modulo X VersionZ

 京商のMINI-Zシリーズは、コンパクトな手のひらサイズでありながら、細部のディテールにまでこだわった再現性の高い実車のようなボディと、小さなサイズに凝縮された高精度なシャシーによって、なめらかで上質な操縦感覚を楽しめるのが特徴。

 ホンダアクセスの杉尾氏によると、今回製品化されたMINI-Z S660 Modulo Xは、ミニッツAWD(All Wheels Drive)シャシーで、ホイールベースは主流の「L」を採用。家や屋内でも走りを思い切り楽しめるようにと、あらかじめドリフト用タイヤを履かせてあり、電源を入れたらすぐにドリフト走行を楽しめる仕様にしてあるという。

株式会社ホンダアクセス 商品企画部 企画推進課 商品広報グループ 主任 杉尾隆史氏

 開発にはホンダアクセスの用品デザイナーも参画していて、フロントバンパーの実効空力やホイールデザイン、エンブレム、ボディカラーと、細部にまで徹底的にこだわって完成させたという。特にミニッツのホイールベースは、サイズが数種類に限られているが、用意されたホイールベースに対して違和感のないボディに仕上げる難しさがあるという。

フロントビュー
リアビュー
前からの風をボディから離れされる効果があるフロントバンパーサイドの「エアロガイドステップ」も再現
フロントバンパー下の4つの「エアロガイドフィン」もしっかり再現
ホイールのデザインもパーフェクト
S660のエンブレムもクロームメッキカラーを再現
Modulo Xのエンブレムも同様

 お披露目会場には簡単なコースが用意されていて、ホンダアクセス杉尾氏がデモランを実施。実は杉尾氏はミニッツ歴16年の猛者で、2011年に九州大会でコンパクトクラス優勝を皮切りに、2022年まで「ミニッツカップ」のファイナル(全国大会)に出場し続けているほどの腕前。最高ランクは、2015年のラリークラス4位という成績を残している。

【ホンダアクセス×京商】MINI-Z(AWD)レディセット「S660 Modulo X」(2分16秒)

 また杉尾氏によると、「最近はタイムや順位を争わないビギナー向けの走行会クラスが設定されているミニッツ大会もあるので、まずは1台買って部屋の中で走らせてみて、慣れてきたら大きなコースで走らせるといいと思います。ぜひ一緒に楽しみましょう」とのこと。

製品パッケージ

テクニカルデータ

・ボディサイズ:142.5×67×51.7mm(全長×全幅×全高)
・ホイールベース:94mm(L)
・トレッド:フロント56.5mm、リア56.5mm
・使用シャシー:AWD(MA-020N)
・フロント/リアホイール幅:8.5mm(ナロー AWD用)
・フロント/リアホイールオフセット:±0.0mm
・使用プロポ:Syncro KT-531P

レディセットの内容

・R/Cユニット組込み済み工場完成シャシー
・塗装・マーキング工場完成プラスティックボディ
・Syncro KT-531P 2.4GHz送信機
・ピニオンギヤ(15T、17T、19T、21T)
・スパーギヤ(27T、19T、31T)
・予備ホイールナット
・ホイールレンチ
・ピニオンはずし工具
・ペアリングスティック
・ミニパイロン
・ドリフトタイヤ装着済み

同じ光の下で並べてみると、ボディカラーまでこだわっているのがよく分かる