ボルボ、EVに特化した新たなブランド発信拠点「Volvo Studio Tokyo」を東京・青山にオープン

EVに特化したボルボの新たなブランド発信拠点「Volvo Studio Tokyo」

　ボルボ・カー・ジャパンは、東京・青山の新たなランドマークとして、EV（電気自動車）に特化した新たなブランド発信拠点「Volvo Studio Tokyo」を4月8日にオープンする。

　Volvo Studio Tokyoは、ストックホルム、ニューヨーク、ミラノ、ワルシャワ、上海にあるVolvo Studioの1つで、2017年に開設した「Volvo Studio Aoyama」を引き継ぎ、規模と内容をスケールアップしつつ、新たにEVに特化したブランドスペースとして開設される。なお、Volvo StudioでEVに特化したのは世界初で、日本におけるEV特化型ショールームとしても国内最大級の広さを誇るという。

Volvo Studio Tokyo入口

　Volvo Studio Tokyoには、サステナビリティとプレミアムな体験を実現する場所として、随所にボルボの価値観を反映。スタジオの電力は100％クライメートニュートラル電力でまかなわれ、内装はVolvo Studio Aoyamaの内装素材を最大限再利用。ラグジュアリーなスタジオ内装は、ボルボ・カーズ創業の地であるスウェーデンの空・大地・森を表現していて、スカンジナビアンデザインのインテリアを設えたモダンな空間に、最新デジタルテクノロジーを融合させ、五感でボルボの世界を体験できる施設になっている。

内装はスウェーデンの空・大地・森を表現したという

　スタジオに常駐するのは販売員ではなく、「ボルボブランド」「EV」「スウェーデンカルチャー」に精通した“ブランド・アンバサダー”と呼ばれるスタッフで、車両の販売は行なわない。来店者は気になるEVを見て触れて、ボルボや知りたい情報を手に入れられるほか、ネットで事前予約すれば90分の試乗ができる。また、試乗枠が空いていれば、その場で短時間の試乗も可能で、運転に自信がない人には専門ドライバーによる助手席試乗も用意しているという。

専用アプリで楽しめるコンテンツも用意されている

　また、専用アプリを使うことで、ボルボの歴史やブランドストーリーを紐解く「デジタルコンテンツ」や、ARで出現するサステナビリティを学ぶための「トリビアクイズ」などが楽しめる。さらに、展示車に乗り込み、目の前の大スクリーンに広がるストックホルムの街を駆け抜けるEV走行の「バーチャルドライブ」、そして「Fika（フィーカ）」というスウェーデンの習慣であるコーヒーブレイクを体験できるカフェサービスなど、多種多様な体験が用意されている。

バーチャルドライブ

Volvo Studio Tokyo 概要

住所：東京都港区南青山3丁目1-34 「3rd MINAMI AOYAMA」1F（青山通り沿い）
営業時間：月曜～金曜 12時～19時、土曜・日曜・祝日 10時～19時
定休日：毎週水曜日、第1・第3火曜日
電話番号：03-6773-1353（4月8日より）
敷地面積：491.45m ²