ソフト99、車両管理業務支援サービス「どらあぷ for Biz」にCO2排出管理追加など仕様改良

ソフト99は車両管理業務支援サービス「どらあぷ for Biz」にCO2排出管理追加など新機能を追加するなどバージョンアップを行なった

　ソフト99コーポレーションは4月10日、企業の車両管理業務をサポートするクラウドサービス「どらあぷ for Biz」に、CO2排出量管理など新機能を追加したバージョンアップを実施した。

　温室効果ガスによる地球温暖化をはじめ、環境問題は喫緊の課題となっていて、企業の環境問題に対する取り組みは、環境保全に貢献するだけでなく、企業価値を高めるものでもあり、多くの企業がその取り組みを加速させている。その一環として社用車使用におけるCO2排出量を把握し、エコドライブの推進などを通じてその低減に努めることも車両管理業務において大きな役割を担うようになってきたという。

　そこで今回の仕様改良では、専用アプリ「どらあぷ」を通じて登録される給油情報から、社用車全体のCO2排出量を確認する機能を追加。CO2排出量削減への目標をあらかじめ設定することで、削減目標との対比でCO2排出量をグラフと共に確認できるようになった。また、部署別、期間別、車両別などでCO2排出量を確認、データダウンロードをすることもでき、さまざまな指導データとしても活用できる。

CO2排出量の現状を確認できるほか、データのダウンロードも可能

　車両点検機能では、車両使用者が運行前点検など社用車の日常点検結果をスマートフォンなどで登録することで、車両管理者はその状況を確認することができ、適切な指示を行なえるように設計されている。万が一、点検時に異常を発見、登録された場合はすぐに適切なメンテナンスを行なうよう自動送信メールによって指示が出されるので、整備不良の放置も防ぐとしている。

スマホなどで車両点検状況を確認できる

車両点検確認状況がすぐ分かり、必要な情報だけダウンロードもできる