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レクサス新型「RZ」、新車装着タイヤとして横浜ゴムのハイパフォーマンスタイヤ「ADVAN V61」採用

2023年4月10日 発表

レクサス新型RZ

 横浜ゴムは4月10日、レクサス初のバッテリEV(電気自動車)専用モデル新型「RZ」の新車装着用タイヤとして、「ADVAN V61(アドバン・ブイ・ロクイチ)」の納入を開始したと発表した。装着サイズはフロント用が235/60R18 103H、リア用が255/55R18 105V。

 ADVAN V61は、横浜ゴムの最高峰ブランド「ADVAN」シリーズのハイパフォーマンスタイヤで、今回納入するタイヤはRZがもたらす人とクルマが一体となった気持ちのよいドライビングフィールを足下から支えるべく、操縦安定性と乗り心地に加え、耐摩耗性、耐ハイドロプレーニング性能を達成した上で、パターンノイズを抑えた高い静粛性と転がり抵抗の大幅な低減を両立。

ADVAN V61

 タイヤの開発では「人間特有のひらめき」や「発想力」と「AIが得意とする膨大なデータ処理能力との協奏」によって新たな発見をうながしデジタル革新を目指す、横浜ゴム独自のAI利活用フレームワーク「HAICoLab(ハイコラボ)」を活用し、特にEVに求められる高い静粛性目標達成にあたっては、「HAICoLab」を支える技術の1つである進化計算(遺伝的アルゴリズム)により、最適なピッチ配列にできたという。現実データとシミュレーションによる仮想データを生成・収集し、AIで予測・分析・探索することで得た新たな知見が、ADVAN V61の技術開発の革新に活かされたとしている。

「HAICoLab」の概念図