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池江璃花子選手、横浜ゴム所属後の初大会で4冠達成 世界水泳選手権に代表として出場へ

2023年4月10日 発表

最終日の50m自由形優勝で4冠を達成し笑顔を見せる池江選手

 横浜ゴムは4月10日、同社所属の競泳・池江璃花子選手が4月4日〜9日に東京アクアティクスセンターで開催された「第99回日本選手権水泳競技大会」に出場、横浜ゴム所属の社会人として初めてエントリーした大会で、池江選手が4冠を達成したことを明らかにした。

 池江選手が優勝したのは女子50mバタフライ、女子100mバタフライ、女子50m自由形、女子100m自由形の4種目。50mバタフライでは25秒59のタイムで優勝、100mバタフライでは57秒68タイムで優勝し、国際大会派遣標準記録を上まわり、7月14日から開催される「世界水泳選手権2023福岡大会」の代表に内定した。

 池江選手は3月に大学を卒業し、4月からは横浜ゴム所属として、横浜ゴムが池江選手をサポートしている。4冠達成に、池江選手は「6日間応援ありがとうございました。自分でも想像してなかった結果が出て頑張ってきてよかったと思いました。まだタイムには満足していないので、世界水泳選手権に向けてまた頑張ります」とコメントしている。

初日の100mバタフライで優勝と世界水泳選手権代表内定を決めガッツポーズする池江選手