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ブリヂストン、いすゞの新型「エルフ」新車装着用タイヤに「エンライトン」技術を採用した「R202」を納入

2023年5月8日 発表

いすゞ自動車初の量産バッテリEV(電気自動車)モデル「ELF EV」

 ブリヂストンは5月8日、いすゞ自動車の新型「エルフ」の新車装着用タイヤとして、革新的なタイヤ基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を採用した「R202(アールニーマルニ)」を納入したと発表した。納入サイズは、205/70R16 111/109N、205/85R16 117/115N、205/75R16 113/111N、225/75R16 118/116N、215/85R16 120/118Nの計5種。

 R202は、ブリヂストンが「EV時代の新たなプレミアム」と位置付ける革新的なタイヤ基盤技術となるエンライトンを採用したタイヤで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げている「Energy カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えること」をコミットするための製品の1つ。

革新的なタイヤ基盤技術「ENLITEN」を採用した「R202」

 これまでブリヂストンは、長年にわたる共創において、いすゞがさまざまな車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回、新型エルフに装着されるR202は、タイヤの環境性能と運動性能を両立する革新的なタイヤ基盤技術のエンライトンを採用したブリヂストンの「断トツ商品」の1つとなる。

 R202はタイヤのトレッドとサイドに転がり抵抗を低減するゴムを採用したことにより、低燃費・低電費性能を向上。新型エルフの航続距離伸長を最大限に引き出すことに貢献するとともに、物流業界におけるカーボンニュートラル化と省資源化による環境負荷低減、充電や給油の頻度を削減することによる生産性向上など、社会価値と顧客価値の創造を両立するとしている。

 新型エルフは、世界中のユーザーが利便性を損なうことなく、物流業界において重要な課題に対応していくため、「選べる自由、それが『運ぶ』の未来」をコンセプトに、デザイン、ホスピタリティ、エコノミー、セーフティ、コネクテッド、ラインアップの6つを中心に進化させてきたモデル。カーボンニュートラル社会の実現に向け、2023年3月にいすゞとして初の量産バッテリEV(電気自動車)モデルである「ELF EV」をラインアップに追加した。

「ENLITEN」のロゴがサイドウォールに入る