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トヨタ紡織、位置情報から走行場所に合わせた音や振動を体感できる新たな移動体験モビリティを開発 期間限定で実証実験

2023年5月10日 発表

トヨタ自動車が製作する低速電動モビリティAPM(Accessible People Mover)をベースに製作

 トヨタ紡織は、5月19日~22日、26日~29日の期間、鞍ケ池公園(愛知県豊田市矢並町法沢713)で、新しい移動体験の実証実験を実施する。

 今回は鞍ケ池公園内で園内利用者の歩行サポートとして運行している園内移動車両(トヨタ自動車が製作する低速電動モビリティAccessible People Moverがベース)に、位置情報取得センサー、スピーカー、振動デバイス付きのシートカバーなどを搭載。車両から見える風景や気候を楽しみながら、車両の走行位置に合わせた施設情報の提供や、音響と振動が連動して移動そのものをアトラクションとして楽しめるエンターテイメントコンテンツとして提供し、新しい移動空間の可能性を実証するとしている。

 これまでにもトヨタ紡織は、走行位置に合わせた情報提供やエンターテイメント体験ができるコンセプト空間を開発し、実証実験を行なってきている。

スピーカーや振動デバイス付きシートカバーなどを搭載して、その場その場に合わせた新たな楽しみを提供する