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トヨタ、新型ミライ スポーツコンセプトをスーパー耐久富士24時間で世界初公開

富士24時間で世界初公開された新型ミライ スポーツコンセプト

世界初公開された新型ミライ スポーツコンセプト

 スーパー耐久富士24時間レースの決勝レースが5月27日から始まる。この決勝日に合わせてオープンしたのが、グランドスタンド裏のイベント広場。このイベント広場ではさまざまな出展や物販が行なわれており、多くの観客が訪れていた。

 イベント広場の一角に設けられたのが、水素関連の展示。水素の「つくる」「はこぶ」「つかう」を多くの角度から知ることができ、カーボンニュートラル社会の片鱗を実感できる。

新型ミライ スポーツコンセプト
新型ミライ スポーツコンセプト
スポーツモデルらしくリアウィングを装備。カーボン柄も見られる
リアディフューザーも特徴的
21インチタイヤを装着

 この水素コーナーにトヨタ自動車が世界初公開として展示したのが、FCEV(燃料電池車)である新型ミライ スポーツコンセプト。新型ミライのスポーツチューニング版と言えるモデルで、ボディカラーはマットブラックとすごみのあるものになっていた。

 この新型ミライ スポーツコンセプトの横には、新型クラウンセダンを日本初公開。上海モーターショーで世界初公開されたモデルを、富士24時間で展示した。

 スタッフによると、いずれもFCEVとなり、新型クラウンセダンが存在することにより、新型ミライのバリエーションとしてよりスポーツに振ったパーソナルカーとして新型ミライ スポーツコンセプトを提案できるようになったという。

 そして、トヨタとしては富士24時間というレースの場でもあり、液体水素GRカローラが世界で初めてレースで走るという場でもあることから、あえて新型ミライ スポーツコンセプトを、ここ富士で世界初公開したとのことだ。