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ル・マン24時間100周年、ル・マン市内を走る100周年記念カラーのトラム
2023年6月2日 06:11
6月1日(現地時間)、100周年となるル・マン24時間レース関連のさまざまなイベントが始まった。3日~4日には公開車検があり、8日はポールポジションを決めるハイパーポールがある。そして、10日16時に100周年を迎えた決勝レースのスタートが切られ、24時間後のゴールを目指す。
日本とフランスの時差は7時間あり、フランスの時刻に7時間を足すと日本時間となる。つまり、日本時間で10日23時にスタートが切られることになる。
そんなル・マン市内では、100周年にちなんだものをいくつか見かけることができる。最も目立っていたのはル・マン市内を走るトラム。このトラムはル・マン市内から24時間レースの行なわれるサルト・サーキット近くまで走っており、ル・マン24時間レース観戦にも便利に使える。
ル・マン市内を訪れたのは5月末だが、トラムはすでにル・マン24時間100周年を祝うデザインにラッピングされていた。このトラムは普段はメタリックオレンジ系の色なのだが、100周年記念ラッピングは全面に施され、1923、2023といった100周年を示す文字が描かれている。
車体横には、現在5連勝中のTOYOTA GAZOO Racing GR010、その脇をプジョーとフェラーリのハイパーカーが描かれるなどル・マンを盛り上げる雰囲気は高く、100周年カラーのトラムが通るたびに、特別な年であることを感じられる。
トラムは時間帯にもよるが数分ごとに走っており、通常カラーのトラムと100周年カラーのトラムは半々程度の割合で走っているように見える。ル・マン観戦にも便利に使えるので、渋滞を避けるためにもトラムを積極的に使ってみていただきたい。