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富士モータースポーツミュージアム、特別展「ル・マン24h 100周年記念企画 ~サルトに魅了された人々の熱い想い~」 トヨタの参戦車両の展示やドライバートークショーなど

2023年6月9日~7月9日 開催

 富士モータースポーツミュージアムは、特別展「ル・マン24h 100周年記念企画 ~サルトに魅了された人々の熱い想い~」を6月9日~7月9日に開催する。入館料は平日大人1800円、中高生900円、小学生700円、土日祝日大人2000円、中高生1000円、小学生800円。

 今回の企画展は、富士モータースポーツミュージアム2階のル・マン展示コーナーを中心に、トヨタが挑んだル・マン参戦車両の特別展示と、サルトに魅了され出走を果たしたドライバーたちによるスペシャルトークを開催。あわせて、1960年代後半当時から大いに盛り上がるル・マンの様子を写真パネルで紹介する。

 2023年に100周年を迎えるル・マン24時間レースは、日常とかけ離れていたグランプリカーではなく、市販車による耐久レースを開催しようという意図から、1923年に「ラッジウィットワース杯24時間耐久グランプリ」として初開催された。また、ル・マンへの挑戦は自動車メーカー各社の「よりよいクルマづくり」への挑戦にもなっている。

トヨタが挑んだル・マンの歴史

 トヨタが挑んだ3世代にわたるマシン開発のモノづくりを紹介。期間限定でTS020については車両内部を一般公開する。

開催期間:6月9日~7月9日
場所:2階 ル・マン展示コーナー
展示車両:
・TS010(1991年)V10 NA トヨタがル・マンに本格参戦した車両
・TS020(1999年)V8 ツインターボ(常設展示) 高出力、空力ボディを兼ね備えた当時の最速マシン
・TS050 HYBRID(2018年)V6 ツインターボ+モーター(レプリカ) ハイブリッドで異次元の走りを見せ、2018年に初優勝した車両

スペシャルトークセッション「憧れのル・マン 魅惑のサルトサーキット」

鮒子田寛×関谷正徳トークセッション

 日本勢がル・マン参戦を始めた1970年代とその先駆者となった鮒子田氏、その意思を継いだ関谷氏が、1995年に日本人初の表彰台トップを勝ち取るまでを紹介。6月10日16時~17時開催。

片山右京× 鈴木利男× 土屋圭市 トークセッション

 1999年にTS020(3号車)で参戦し、残りわずかでトップを猛追。タイヤバーストで惜しくも2位となったが、快挙を成し遂げた3人が実車を前に当時を熱く語る。6月30日16時~17時開催。

開催場所:2階 ル・マン展示コーナー(暗幕エリア内)
参加人数:各日50名
参加方法:当日10時から先着順に整理券(座席券)を配布
参加費:無料(別途入館料が必要)

ジョー・ホンダ氏 ル・マンコレクション写真展

 1967年~1971年当時のル・マンのレース車両や会場の盛り上がりを写真パネルで紹介。この写真展は日仏会館(恵比寿)ギャラリーにおいて、6月8日~22日に共同開催される。

期間:2023年6月9日~7月9日
場所:2階 ル・マン100年間の優勝者量紹介の壁面
写真点数:10点