トムス、スーパーフォーミュラ36号車 ジュリアーノ・アレジ選手をドライバー変更 第6戦富士以降は笹原右京選手に

写真はスーパーフォーミュラ開幕戦富士

　トムスは6月20日、2023年 全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するVANTELIN TEAM TOM'S 36号車のジュリアーノ・アレジ選手について、第6戦 富士大会以降、笹原右京選手に変更すると発表した。

　トムスではドライバー変更について、ジュリアーノ・アレジ選手本人との協議を重ねた上とし、チームとしても選手自身の今後の成長と活躍について熟慮した結果、残り4戦の出場を見合わせることとなった。

　なお、アレジ選手は笹原右京選手とともに、37号車 Deloitte TOM'S GR Supra でSUPER GTにも参戦しているが、SUPER GTのドライビングに専念することがジュリアーノ・アレジ選手の将来の可能性を高めることにつながる、現時点でのベストな選択と判断された。

アレジ選手は笹原右京選手とともに37号車 Deloitte TOM'S GR Supra で参戦しており、今後はSUPER GTに専念する

　トムスでは、「チームとしては苦渋の決断ではありましたが、ジュリアーノ・アレジ選手の将来と今後の活躍を期待すると共に、笹原右京選手との新体制でチーム一丸となり全力で戦います」とアナウンスしている。