ニュース

ランドローバー、「レンジローバー スポーツ SV」の実車にいち早く触れられる「THE NEW RANGE ROVER SPORT SV Unlocked」

2023年7月21日~22日 開催

レンジローバー スポーツ SV

 ランドローバーは、7月21日~22日に東京都渋谷区代々木上原で、「レンジローバー スポーツ SV」の購入予定者に向けたイベント「THE NEW RANGE ROVER SPORT SV Unlocked」を開催した。

 このイベントは2日間限定で、初年度生産分となる「レンジローバー スポーツ SV EDITION ONE」の注文を予定している顧客に向けて開催されたもの。イベントでは機能やデザインなどの説明を受けられ、実際のマテリアルを見ながらパーソナライズをして、購入する最終仕様を決定できる。

 レンジローバー スポーツ SV EDITION ONEのボディサイズは4970×2047×1814mm(全長×全幅[ミラーを除く]×全高)、ホイールベースは2997mm。パワートレーンに最高出力635PS、最大トルク750Nmを発生する専用のV型8気筒4.4リッターツインスクロールターボチャージドガソリンエンジン(MHEV)を搭載する。

 価格はフラックスシルバー、オブシディアンブラックが2474万円、カーボンブロンズが2784万8000円。日本導入台数は75台で、すでに完売。納車は2024年1月からを予定しているとのこと。2025年モデルの仕様や発売時期などは、まだ決定していないとしている。

レンジローバー スポーツ SV

 ボンネットやリアのフィニッシャー、フロントとリアの「RANGE ROVER」エンブレムなど、ボディ各部にカーボンファイバーを多用し、23インチの超軽量カーボンファイバー製5スプリットスポークホールも量産車初採用された。また、オプションでカーボンセラミック製のブレーキローターも用意され、フロントブレーキにはブレンボ製8ピストンキャリパーを組み合わせている。

 さらに、前席の乗員がサウンドを全身で感じられる「ボディ&ソウルシート(BASS)」を世界初採用。29個のスピーカーと1430WのMERIDIANシグネチャーサウンドシステムを組み合わせて作動させ、SUBPACのAI最適化ソフトウェアと前席乗員の背面に組み込まれたトランスデューサーが、再生するメディアをリアルタイムで分析し、音源に忠実にシートを振動させることで、ウェルネス効果を備えた多次元オーディオ体験を実現した。

 イベントは、音響が調整された部屋でレンジローバー スポーツ SVのプロモーションビデオの視聴からスタート。その後、会場のフロアを移動しつつ、コーナリングや加速時などにピッチやロールを大幅に低減してボディを水平に近い状態に保つ「6Dダイナミクスサスペンションシステム」を疑似体験したり、ボディ&ソウルシートを体感したりしたのち、実車と対面。外観デザインを確認したり、実際にシートに座ったりして、気分を高められる。

まずはレンジローバー スポーツ SVの特徴を紹介するプロモーションビデオを視聴
本を動かすと水平のスムーズな動きを体感できるパート
カーボンとアルミの重さの違いを体感できるパート。カーボンを乗せると天秤は釣り合うが、アルミを乗せると傾いてしまう
同じサイズなのに重さがまったく違う
アルミホイールとカーボンホイールを比べると、カーボンホイールは約6kgの重さを削減できる
ブレンボ製キャリパーの色を確認できるパート
8ピストンキャリパーを実際に持てる
ボディ&ソウルシートを体感できるパート。音と連動してシートが振動することで、音との一体感を味わえる
最後にレンジローバー スポーツ SVと対面
ボディ各所にカーボンパーツを採用
ボディ&ソウルシートの設定は中央の13.1インチタッチスクリーンで行なう
サイドシル
インパネ
シート
SVのロゴが入る

【お詫びと訂正】記事初出時、全幅の表記を2209mm(ミラーを除く)としておりましたが、2209mmはミラーを含むサイズでした。お詫びして正しい数値に訂正いたします。