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日産、次世代の若者と一緒に未来を描く「DRIVE MYSELF PROJECT」 移動と社会の可能性を広げる3つのプロジェクト
2023年8月22日 15:56
- 2023年8月22日 発表
日産自動車は8月22日、将来を担う若い世代と共に未来の移動体験やものづくりのアイディアを共創するプロジェクト「DRIVE MYSELF PROJECT」を開始すると発表した。
日産は長期ビジョン“Nissan Ambition 2030”にて「共に切り拓く、モビリティとのその先へ」をスローガンに、移動と社会の可能性を広げることを目標に掲げているが、今回開始するDRIVE MYSELF PROJECTでは、「移動体験をデザインするアイデアソン」「暮らし方のプロトタイピング」「身近な発明チャレンジ」の3つのプロジェクトを設定し、多くの人々と未来の移動体験やモビリティを活用した新しいライフスタイルなどの共創を目指すとしている。
プロジェクトは「次世代と共に未来を描くこと」に挑戦する実験的な内容で、次世代を担う10代～20代の若者が中心となり、日産で先行技術開発に携わるエンジニアや若手従業員も参加するほか、クリエイティブでよりよい社会づくりに取り組むゲストを迎え、企画制作を担当するパートナーについても同世代で熱意を持ったメンバーを登用するなど、企画から実施までの全プロセスを通して次世代の挑戦心をサポートするという。
プロジェクトは、8月～10月頃までの期間で実施され、生まれたアイディアや作品は特設サイトで発信するほか、特設ソーシャルアカウント（インスタグラム: @drive_myself_project）およびYouTube、日産ソーシャルアカウントでも共通プロジェクトハッシュタグ（#drivemyselfproject）で発信する予定としている。
プロジェクト詳細
プロジェクト1：移動体験をデザインするアイデアソン（日本開催）
人は移動することで新たな人や景色と出会い、その出会いを通じて新たなコミュニティやアイディアが生まれると考え、本プロジェクトでは人生の大切な時期にコロナ禍による移動制限を経験した世代が、その独自の視点で移動体験をデザインするアイデアソンを開催。日産の先行技術開発に携わるエンジニアや若手従業員と共に移動におけるイノベーションに取り組むほか、ゲストスピーカーにロボットによる遠隔操作でさまざまな立場の人の移動を可能にしてきた吉藤オリィ氏や、クリエイティブな方法で社会課題の解決を志す辻愛沙子氏を迎える。なお、アイデアソンの様子や生まれたアイディア、参加者の声は特設サイトでも発信される予定。
開催日時：2023年8月24日
会場：分身ロボットカフェDAWN ver.β
（東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3 1階）
参加者：10～20代の若者約20名程度予定（参加者は確定済み）
プロジェクト2：暮らし方のプロトタイピング（日本開催）
モバイルハウスで移動しながら新たなライフスタイルを創造する次世代クリエイターであるSAMPOと日産が、共同で未来の暮らし方を提案。日産のエンジニアが持つものづくりの考え方をSAMPOに共有しながら両者で新しい発想を生み出し、プロトタイプ作品には日産のバッテリや研究中のアイディアを採用したり、役目を終えた自動車部品などを再利用する。また、新たなモバイルハウスの制作過程を描いたドキュメンタリー映像の公開も予定しているという。
プロジェクト3：身近な発明チャレンジ（グローバルに応募を受付）
ブリコラージュ（Bricolage）の考え方をテーマに、身近なものを使って日常生活をより豊かにし、人々をワクワクさせるアイディアを募集。
プロジェクトには国内外から世代を問わず誰でも応募が可能で、アイディアの対象は有形無形を問うことなく、表現方法もグラフィックや写真、動画、Webサイトなど、自由に選択できる。なお、応募作品の中から総合賞（4点）、次世代賞（4点）、みんなが選んだ賞（数点）を選出し、特設サイトやソーシャルアカウントに作品を掲載する予定としている。
応募期間：2023年7月19日 12時～10月2日 12時（日本時間正午）
審査期間：2023年10月中旬（予定）
受賞作品発表：2023年10月末（予定）
応募先：「身近な発明チャレンジ特設Webサイト」