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WRC王者カッレ・ロバンペラ選手がFORMULA DRIFT JAPANに再参戦 第6戦岡山に登場

2023年8月28日 発表

カッレ・ロバンペラ選手が「FORMULA DRIFT JAPAN」第6戦に参戦

 レッドブルは8月28日、2022年のFIA世界ラリー選手権王者であるカッレ・ロバンペラ選手がドリフト競技大会「FORMULA DRIFT JAPAN(FDJ)」第6戦に参戦すると発表した。FDJ第6戦は10月7日~8日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催される。

 レッドブル・アスリートであるロバンペラ選手は、5月にエビスサーキット・西コースで行なわれたFDJ第2戦で優勝しており、今回もレーシングコンストラクター「CUSCO Racing」と手を組み、チーム「KR69 CUSCO racing」から参戦。マシンはチューニングパーツメーカーのHKSとともに特別に製作したトヨタ GR カローラのドリフト仕様「Red Bull GR COROLLA」で、足下は横浜ゴムのADAVANタイヤが支える。

トヨタ GR カローラのドリフト仕様「Red Bull GR COROLLA」

 ロバンペラ選手は2020年にTOYOTA GAZOO Racing World Rally TeamよりWRCへフル参戦。デビューと同時に最年少出場記録を塗り替え、2021年にはWRC最年少優勝ドライバー記録を更新。2022年には総合優勝を果たし、みごとWRC史上最年少王者に輝いた。今シーズンは現役の世界王者としてWRC2連覇を目指す。

 なお、ロバンペラ選手はヨーロッパのドリフト最高峰シリーズ「DMEC ドリフト・マスターズ・ヨーロピアン・チャンピオンシップ」に出場するとともに、かねてから日本のドリフトシーンに憧れを抱いており、ドリフトをするために来日したり、「エビスサーキットに行くのが夢だった」と語ったりするほどドリフト好きとして知られている。

ドリフト好きで知られるカッレ・ロバンペラ選手