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ケンウッド、カスタムフィット・スピーカーのエントリーモデル「RSシリーズ」 全6モデルがハイレゾ音源に対応

2023年10月中旬 発売

オープンプライス

17cmセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS175S」

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、市販向けカスタムフィット・スピーカーのエントリーモデル「RSシリーズ」の新ラインアップとして、セパレートタイプ2モデル、コアキシャルタイプ4モデルの計6モデルを10月中旬に発売する。価格はオープンプライス。

 市場想定価格は、17cmセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS175S」が1万8700円前後、16cmセパレートカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS165S」が1万7700円前後、17cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS175」が9500円前後、16cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS165」が8800円前後、12cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS125」が9500円前後、10cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS105」が8200円前後。

 新たなRSシリーズは、全6モデルがハイレゾ音源に対応し、エントリーモデルながら車室内で高音質なハイレゾ音源を視聴できるようになった。全6モデル共通で、振動板の表面に独自のダイヤモンドアレイパターンを採用し、美しい自己相違型パターンの見た目だけでなく、クリアで歪みの少ない音を実現。セパレートタイプはコアキシャルタイプからステップアップして、ワイドレンジなハイレゾサウンドを楽しみたいユーザー向け、コアキシャルタイプは純正スピーカーを交換して車室内の音場を向上させたいエントリー層のユーザー向けとしている。

 セパレートタイプの2モデルは、ツイーター振動板の高さを低くする新設計により、内包空気量を低減し、制動性を向上。より鮮明なハイレゾサウンドを実現した。また、ツイーターのディフューザーには、スリットを設けてリング形状にした新形状を採用。ボーカル帯域とハイレゾ帯域の音が干渉することなく、ワイドレンジな再生を可能とした。

 また、ウーファー中央部に独自設計のコンケーブ型キャップを採用し、ダイヤモンドアレイパターンを施したウーファー振動板を合わせることで、スピード感ある豊かな低音と鮮やかに伸びる高音域を実現した。

16cmセパレート カスタムフィット・スピーカー 「KFC-RS165S」

 コアキシャルタイプの4モデルは、ツイーター振動板を従来の1段階R(曲線)から2段階Rに改良した新設計の「2段階Rツイーター振動板」を採用することで、ハイレゾ帯域周辺のパフォーマンスを向上。さらに、ディフューザーに独自のウェーブ形状を採用することで、音の広がり感を高めた。

 さらに厚みのあるボーカルを実現するため、ボーカルの存在感に影響する周波数帯域周辺のパフォーマンスを向上。ツイーターとウーファーのスムーズな音のつながりを実現するためにネットワークを調整することで、互いの音が重なる領域を最適化し、低音から高音まで自然につながるクリアなサウンドを実現した。

17cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS175」
16cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS165」
12cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS125」
10cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS105」