ラリージャパン2023、ジャンプもある豊田スタジアムのスーパーSSコース発表 ターマック路面で2台同時走行

初公開された豊田スタジアムのスーパーSS

　ラリージャパン2023実行委員会は10月9日、11月16日～19日に開催される「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」の豊田スタジアムにおけるSSS（スーパースペシャルステージ）コースを、ラリージャパン 1か月前カウントダウンイベントで発表した。

　豊田スタジアムにおけるスーパーSSは、今回初めて設定される。大会実行委員長でもある豊田市 太田稔彦市長によると、豊田スタジアムの芝生をはがして舗装。ターマックラリーとなっているラリージャパンに合わせて、舗装路面となっているほか、2台同時に走行するため迫力のあるラリー観戦を楽しめるという。そのほか、このスーパーSSをデジタルツインとなるメタバースで再現することも明らかにされた。

　ラリージャパン 1か月前カウントダウンイベントに太田市長とともに登壇したWRCドライバー 勝田貴元選手も、この発表されたコース図を見て走行が楽しみと語り、2台が争うスーパーSSでの戦いを見てほしいと紹介した。

　太田市長は、このスーパーSSはラリージャパンでは毎日見られるほか、翌週に行なわれるTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ豊田でも使用すると紹介した。

豊田スタジアムのコースを発表する豊田市 太田稔彦市長（左）。翌週のラリチャレでも使うという