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「ランドクルーザー60」をコンバージョンEVにレストア トノックスとフレックス共同製作の車両を「ジャパンモビリティショー2023」で公開

2023年10月18日 発表

レストア前のランクル60

 トノックスは10月18日、ランドクルーザーとハイエースを専門販売するフレックスと共同で、トヨタ自動車の「ランドクルーザー60」をバッテリEV(電気自動車)にする「ランクル60コンバージョンEVプロジェクト」の第一弾を「ジャパンモビリティショー2023」(東京ビッグサイト、会期10月26日~11月5日)で初披露すると発表した。

 なお、コンバージョンEVとは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどのクルマにある従来のエンジンを電気モーターに置き換えたEVのこと。

◼ランドクルーザー60をレストアしてEVに

エンジンを降ろしEV化

 トノックスは2023年3月23日に、フレックスとの共同事業として、「ランドクルーザー60」をバッテリEVにする「ランクル60コンバージョンEVプロジェクト」を発足させた。その製作過程では、ボディが朽ち果てたランクル60のレストアから開始。エンジンを降ろし、EV化する為にVCU(ビークルコントロールユニット)、モーター取り付け、電気配線を行ない、後部(トランク)にはバッテリーを搭載。最後に塗装を行ない完成車となる。

最後に塗装を行なった完成車

◼人とクルマの新しい関係性を模索する「ランクル60コンバージョンEVプロジェクト」

トノックス × フレックス ランクル60コンバージョンEVプロジェクトメンバー

 ランドクルーザー60がEVに生まれ変わるまでの過程においては、クルマを手で触りながら考え、人と人が言葉を交わすことによってプロジェクトを進めてきたといい、そうした活動を通して、人とクルマの新しい関係性を模索することが同プロジェクトのテーマだという。

 フレックスの代表取締役社長である藤崎孝行氏は、「私たちフレックスのテーマは人とクルマの新しい関係を創造することです。クルマを『つくる』ことの比類なきプロフェッショナルであるトノックスと、販売というかたちで長年クルマを『つかう』の現場に立ち続けてきた私たちフレックスが共同で、新しいクルマの未来のあり方を模索していきます」とコメント。

 トノックスの常務取締役である殿内崇生氏は、「車体製造・特装車架装メーカーとして実績と信頼を積み上げた弊社と自動車販売業として日本のトップクラスを牽引するフレックスとの共同開発は、EVへシフトしていく中での新しい挑戦です。30年、40年それ以上経つ車両が、ガソリンエンジンからEVに生まれ変わることで、もう一度思い出と共に復活する。夢を叶える事業を進めます」とコメントしている。