デウォルト、DIYにも使えるバッテリ脱着式電動工具「ブラシレス・インパクトレンチ」

工具メーカー「デウォルト」から電動工具「18V XR ブラシレス・インパクトレンチ（右）」「10.8V XR ブラシレス・インパクトレンチ（左）」が登場した

　アメリカの電動工具メーカー、スタンレー ブラック・アンド・デッカーは、プロフェッショナルツールブランド「DEWALT（デウォルト）」から、パワフルなトルク（締め付け力）でボルトやナットの締め外しを効率的に行なえる「ブラシレス・インパクトレンチ」2種を10月中旬に発表する。価格は10.8V仕様の「10.8V XR ブラシレス・インパクトレンチ」が4万4000円、18V仕様の「「18V XR ブラシレス・インパクトレンチ」が9万2400円（いずれも充電池2個・充電器など付属）。

　プロ用電動工具ブランドであるデウォルトは、1922年にレイモンド.E.デウォルト氏が卓上スライド丸ノコを開発したことから始まり、1924年にアメリカのペンシルベニア州レオラで設立。高耐久とパワー、重量バランスなどにこだわった品質に定評があり、建設や内装・電気設備など幅広い現場で利用されている工具シリーズ。現在では世界160か国以上に販売拠点を持ち、電動工具300種以上、ツールボックスなどのアクセサリー800種以上を展開していて、「NASCAR」などのモータースポーツのサポートも実施している。

18Vモデルは最大締め付けトルク812Nmを発揮。グリップ下部にあるバッテリは脱着式

　今回発売したブラシレス・インパクトレンチは2種類あり、「18V XR ブラシレス・インパクトレンチ」は、同クラスにおいて最高水準の最大締め付けトルク812Nmを発揮。3段階の速度調整機能などを備え、建設現場や自動車整備、タイヤ交換まで幅広く利用できる。また2.29kg（5.0Ah充電池使用時）の軽量設計、振動3軸合成値10m/s ² という低振動設計を実現したモデル。

18V XR ブラシレス・インパクトレンチ

自動車整備、タイヤ交換まで幅広く利用できる18Vモデル

　また、「10.8V XR ブラシレス・インパクトレンチ」は、1.01kg（2.0Ah充電池使用時）の軽量かつ全長130mmのコンパクトヘッドで、エンジンルームなどの狭いスペースでも扱いやすくDIYなどにも適したモデル。最大締め付けトルク168Nm、2段階速度調節機能なども完備している。

10.8V XR ブラシレス・インパクトレンチ

コンパクトなヘッドなのでエンジンルームなどの作業に適しているモデル

　また、いずれもツールボックス「TSTAK（ティースタック）」シリーズに連結できるキットボックスが付属していて、組み合せて利用することで効率的に運搬や整理収納できるようになる。

どちらの製品も、ツールボックス「TSTAK（ティースタック）」シリーズに連結できるキットボックスが付属する