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スズキ、新型「スペーシア」「スペーシアカスタム」発表 鈴木俊宏社長「ファーストカーとして家族でみんなで使用したいをかなえた」

2023年11月22日 発売

スペーシア:153万100円~182万4900円

スペーシア カスタム:180万1800円~219万3400円

新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」のWeb発表会に登壇した鈴木俊宏社長

 スズキは11月9日、新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」を11月22日に発売すると発表した。

 新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」は全モデルでマイルドハイブリッドが採用され、「スペーシア カスタム」にはターボモデルもラインアップ。価格はスペーシアが153万100円~182万4900円、スペーシア カスタムは180万1800円~219万3400円。月間目標販売台数は「スペーシア」「スペーシア カスタム」合わせて、計1万2000台を掲げた。

 同日公開されたWeb発表会に、同社代表取締役社長の鈴木俊宏氏が登壇、「新型スペーシアやスペーシアカスタムには、デザイン、予防安全技術、ユーティリティ、燃費性能とオリジナリティあふれる魅力をたくさん詰め込みました。新型スペーシア、スペーシアカスタムで、皆さまの家族との憩いの時間、大切な人と楽しい時間を素敵なものにしていただけるのであれば、大変嬉しく思います」と、新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」を紹介した。

新型車 ウェブ発表会

軽自動車はスズキの掲げる「小・少・軽・短・美」を具現化した芸術品

 Web発表会の中で、鈴木社長は「先日のジャパンモビリティショーにおきまして、『スペーシア コンセプト』『スペーシアカスタム コンセプト』としてご提案させていただきました。ショーの会場では、お客さまよりモチーフがコンテナというデザインから、室内は広く荷物も多く詰めそうなイメージが湧いた。後席のマルチユースフラップなど、軽自動車で今までに見たことがないとっても面白い発想。早く実際に試してみたい。予防安全システムが新しくなったことは、家族の安全を第一に考えるものとしてはとっても嬉しい、期待してます。といった好意的なお言葉をたくさんいただきました」と、ジャパンモビリティショーでの反響を報告。

 鈴木社長は「軽自動車は、スズキの掲げる『小・少・軽・短・美』を具現化した芸術品です。国内販売の4割を占める人々の生活の足、地方においては社会インフラであり、安心、安全であることに加え、安価でお手軽であることが求められる商品です。軽自動車は初代アルトが代表するように、必要な装備のみに絞り、お求めやすい価格であるべきと考えます」と軽自動車に対する考えを述べた。

新型「スペーシア」「スペーシア カスタム」Web発表会に登壇した鈴木俊宏社長

 そして、鈴木社長は「一方で、価格だけではなく、軽自動車はさまざまな理由で選ばれています。道路事情や運転のしやすさから、大きなクルマからダウンサイジングして軽自動車を積極的に選ぶ人もいます。小型車、登録車に並ぶ装備があり、ファーストカーとして家族でみんなで使用したい。そんなニーズが増えてきました。それをかなえたのが新型スペーシアやスペーシアカスタムです。スズキは多様なお客さま1人1人にとって価値があり、環境にも優しい軽自動車をお届けしてまいります」との意気込みを述べた。