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トーヨータイヤ、低燃費コンフォートタイヤ「PROXES CF3」 転がり抵抗16%低減など低燃費性能とウェットグリップ性能を両立

2023年12月8日 発表

 TOYO TIREは12月8日、グローバル・フラグシップタイヤブランド「PROXES」シリーズの低燃費コンフォートタイヤ「PROXES CF3(プロクセス シーエフスリー)」を2024年1月より国内市場で順次発売すると発表した。発売サイズは全46サイズで、価格はオープンプライス。

 PROXES CF3は、低燃費性能とウェットグリップ性能を両立した商品として、同社「NANOENERGY 3 PLUS」との性能比較で、転がり抵抗を16%低減、ウェット制動距離を4%短縮させた。

 また、静粛性を確保し、タイヤラベリング制度における「低車外音タイヤ」に適合。24サイズで転がり抵抗性能「AA」、ウェットグリップ性能「b」、22サイズで転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」を獲得している。

転がり抵抗で16%低減
ウェット制動距離で4%短縮

 パターン設計にあたっては、同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用し、「ステップエッジ」「パイピンググリブ」「3Dダイヤゴナルサイプ」「3Dマルチサイプ」といったトレッドパターン内で機能を分担させる非対称パターンを採用。これにより、制動性と操縦安定性を高め、スムーズで快適な走りに寄与するという。

 材料開発にあたっては、同社の材料設計基盤技術「Nano Balance Technology(ナノバランステクノロジー)」を用いて、低燃費コンパウンドを開発。このコンパウンドにはシリカ分散剤を採用し、転がり抵抗の低減、ウェット性能および、耐摩耗性能の向上に効果を発揮するシリカをより均一に分散させることで、これらの性能を高次元で最適化させた。なお、シリカ分散剤の一部には環境に配慮した天然由来のサステナブル素材を使用している。

サイズ展開(46サイズ)