ニュース

日産、「ノート」マイナーチェンジでフロントデザイン一新

2023年12月11日 発表

X:229万9000円

X FOUR:258万600円

フロントデザインを一新した「ノート」

 日産自動車は12月11日、「ノート」をマイナーチェンジし、2024年1月下旬より発売すると発表した。今回のマイナーチェンジでは、フロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上を図った。価格は、2WDの「X」が229万9000円、4WDの「X FOUR」が258万600円。

 マイナーチェンジしたノートの主な特長としてはフロントデザインを一新したこと。エクステリアは、フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用。フロント・リアバンパーをボディカラーと同色にし、車両全体の統一感を図ることで、よりフレッシュで先進感を感じられるデザインへと進化させた。

 フロントグリルの設えとして、有彩色のボディカラーには同色のカラードグリルを、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーのグリルを採用し、フロントフェイスを豊かに表現した。リアバンパーの下部にはアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいとした。

 新デザインの16インチホイールカバーは、日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで、立体感と和モダンを演出。ボディカラーには、太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の2色の新色を採用したユニークな2トーンカラーをはじめ、計14色を用意した。

日産「ノート」

 インテリアでは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気に仕上げた。

ノートのインテリア

 そのほか、機能と使い勝手の向上として、LEDヘッドランプを全グレード標準装備とし、夜間走行時の視認性を向上させた。また、助手席側にあるグローブボックスは、容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものがすっきりと収納でき、利便性を向上させた。インテリジェントキーは、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする、「降車時オートロック機能」を備え、日常での使い勝手を向上させた。

グローブボックス
アダプティブLEDヘッドライトシステム