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ヤナセと東急不動産が業務提携 新築分譲マンションに輸入車のEVカーシェアを導入

2023年12月15日 発表

ヤナセと東急不動産が業務提携

第1号導入物件は橋本駅徒歩4分の「ブランズタワー橋本」

 ヤナセと東急不動産は12月15日、業務提携契約を締結したことを発表した。

 この提携により、今後、東急不動産が開発する新築分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」にヤナセが取り扱う輸入車のEV(電気自動車)カーシェアを順次導入していく。導入決定第1号物件は、JR横浜線、京王相模原線「橋本」駅徒歩4分の立地に開発中の「ブランズタワー橋本」(2026年引き渡し予定)を予定している。

 ブランズは、ブランドスローガン「環境先進を、住まいから。」を掲げ、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを積極的に取り入れた“環境先進マンション”を提供。ヤナセは「最上質な商品・サービス・技術を、感謝の心を込めて提供し、“夢”と“感動”あふれる『クルマのある人生』を創ります。」を企業理念に掲げており、両社が持つ独自性を活かすことで、ブランズの住居者がEVを体験し、知ることによる普及に努めていくとした。

 また、第1号物件のブランズタワー橋本のほか、「ブランズ練馬中村南」(2025年引き渡し予定)などの物件にも順次導入する予定。販促実施は、2023年9月にオープンした「東急不動産 BRANZギャラリー 表参道」などで展開し、輸入車EVの体験会の実施や、両社の会報誌で輸入車EVのある生活提案などを行なっていく。

 なお、今回の導入は、温室効果ガスの排出削減に向けてEVが世界で急速に需要拡大していることが背景にあるとのこと。東急不動産は新築分譲マンションのブランズにおける平置き駐車場のEV対応標準化によってEV普及を後押しし、EV販売拡大を目指すヤナセとともに、住環境とカーライフをかけ合わせた新しいライフスタイル提案を行ない、脱炭素に向けた取り組みを加速することを目指していくとした。

ブランズタワー橋本の概要

 ブランズタワー橋本は、「橋本駅南口地区土地区画整理事業」の近くに誕生する29階建て・総戸数458戸の制振構造のタワーマンション。“環境先進マンション”として約4100m 2 の公開空地に豊かな景観を創造し、ZEH・低炭素認定の取得を予定している。非化石証書付の一括受電(共用部のクリーンな電気)と太陽光発電を計画するとともに、平置き駐車場と自走式平置き駐車場の計37区画がEV充電設備に対応。輸入車EVカーシェアを導入することで、日本でも進むカーボンニュートラルに向けたEVの普及に応える超高層・環境先進タワー&ガーデンを実現するとした。

ブランズタワー橋本の外観イメージ