BYD、サッカー選手権「ユーロ2024」のオフィシャルパートナーに 2024年に欧州で3台の新型車を発表

BYDが「EURO 2024」のオフィシャルパートナーおよびオフィシャルeモビリティパートナーに

　BYDは1月12日（現地時間）、UEFA（欧州サッカー連盟）が主催する「EURO 2024」のオフィシャルパートナーおよびオフィシャルeモビリティパートナーになったと発表した。UEFAがNEV（新エネルギー車）メーカーとのパートナーシップを発表したのは初という。大会は2024年6月14日～7月14日までドイツの10か所のスタジアムで開催される。

　BYDは今回のスポンサーシップにより、大会が開かれる各会場で最新のBEV（バッテリ電気自動車）や先進技術を紹介し、欧州市場におけるブランドの存在感の強化を目指す。

　2022年に欧州の乗用車市場に参入して以来、BYDは19か国に230店舗のネットワークを築き、5つのNEVを発売。また、2024年に欧州で3台の新型車を発表する予定とともに、BYDのサブブランドであるDENZA（デンツァ）も欧州でのデビューを控えており、BYDのグローバルな拡大は重要な局面を迎えているという。

　今回の発表について、BYDヨーロッパ マネージング・ディレクターのMichael Shu氏は「今回のパートナーシップの獲得は、プロの審査員団によって認められたものであり、私たちはとても誇りに思っています。このことは、新車購入を検討しているお客さまの関心と注目を集めることでしょう。特にBYD DOLPHIN（ドルフィン）は、EVセグメントでは類まれな優れたバリュー・フォー・マネーを提供しています。BYDは、優れた上質な装備を標準装備すると共に、eモビリティを普及させるために、より多くのお客さまにとって、手の届きやすい価格にしたいと考えています」とコメント。

　また、UEFAマーケティング・ディレクターのGuy-Laurent Epstein氏は「BYDをパートナーとして迎えることをうれしく思います。このパートナーシップは、より緑豊かで持続可能な本大会を推進するUEFAのビジョンに完璧に合致しています」と述べている。